年間100万円漢方マニアが伝えたい、今日からできる健康になるための7つの習慣
健やかさへの道しるべ
なんだか最近、体も心も「うーん…」って重たいなぁ…と感じること、ありませんか? 実は、私も少し前まで、そんな毎日を送っていたんです。
特に、可愛い我が子が生まれてからは、嬉しい気持ちでいっぱいのはずなのに、体は悲鳴を上げていました。
なぜか心が晴れない日が多くて、まるで出口のないトンネルに迷い込んでしまったような、そんな気持ちだったんです。
月に何度もヘルペスを繰り返したり、ある日突然、胸が締め付けられるような痛みに襲われたり……。病院でいろいろ検査をしてもらっても「異常なし」って言われるだけで、「一体どうしたらいいの?」って、本当に心細かった記憶があります。
そんな時に出会ったのが、漢方薬でした。飲んでみたら、本当にびっくり! 体にじんわりと染み渡るように、元気を取り戻していくのを感じました。 それからというもの、中医学の世界にどんどん夢中になっていって。
気がついたら、あれこれ試してみるのが楽しくて、講座に通ってみたり、興味のある本を読み漁ったり、自分に合うものを探していくうちに、年間で100万円ほど使うようになっていました。
(100万円って、改めて言うとちょっとドキドキしちゃいますが。。)
でも、この経験を通して、「あ、こういうことだったんだ!」っていう、体と心の繋がりだったり、日々の暮らしの中でできる養生の大切さに気づけたことは、何ものにも代えがたい宝物です。
今日は、そんな私が、色々なことを試したり、時には失敗したりしながらたどり着いた、心と体がふんわり軽くなるをお話ししたいと思います。
難しい専門用語は使いません。よかったら、温かいお茶でも飲みながら、のんびりお付き合いください*
この記事を読むと、こんな未来が待っています
この記事を読み終えたとき、あなたはきっと、自分の体と心にもっと優しくなれるはず。
「なんだか調子が悪いな…」が減って、毎日がちょっぴりHappyに変わるかも。
自分の体と心と、もっと仲良くなれるヒントが見つかるかも。
健康って、特別なことじゃなくて、日々のちょっとした習慣で作れるんだ!って気づけるかも。
▼年間100万円の内訳って?
さて、先ほどお話した年間100万円の内訳、ちょっと気になりますよね? 内訳はこんな感じです。
中医学の講座:約20万円:
これは、自分自身の知識を深めるための大切な投資。学ぶことで、もっと深く漢方のことを理解していきたいです。書籍:約10万円:
1冊が5000円以上するものもあったりして、抑えてもこのくらいになってしまいます(泣)漢方薬や生薬:約70万円:
これが一番大きな割合です。「え?漢方高すぎやん」って思いますよね。実はこれ、私だけの分じゃないんです。家族の健康も一緒に考えているので、みんなの分も含まれているんです。
ちょっとした不調があると、「これは一体なんだろう?」って、自分の体で人体実験しちゃうのです。趣味であり、推し活でもあります。
新しい漢方薬を試してみたり、同じ漢方薬でもメーカー、生薬の産地によってどう違うのか試してみたり。だから、どうしても種類が多くなってしまうんですよね。もちろん、全部飲みきっているわけではなく! あくまで、自分の体で効果を確かめて納得したい、という探求心です。
ちなみに、漢方薬って、どこで買うかによって値段が結構違うのですが、 私がよく利用するのは、体質や症状に合わせてじっくり相談できる漢方薬局(自由診療)で、大体月に1〜2万円くらい。
相談しながら、ゆるやかに続けていきたいとか、予算に合わせてお願いすることもできますよ。
あと、病院で処方してもらう保険適用の漢方薬なら、2千円くらいから。 色々な選択肢があるってこと、知っておくと安心ですよね。
ふんわり、心と体が喜ぶ7つのこと
前置きが長くなってしまいました!
それでは、私が勉強、実践してきた中で、これは本当に良い!と思う、健康になるための7つの習慣を一つずつご紹介していきますね。
「こうしなきゃ!」って押し付けるつもりは全くなくて、あくまで私が見つけた、心地よく過ごすための道しるべ、みたいなものです。
何か一つでもヒントになることがあれば、とっても嬉しいです^^
▼1. お腹の応援団長(胃腸)を元気にする!
まず最初にお伝えしたいのは、私たちの体のエネルギーを生み出してくれる、大切な場所、胃腸のこと。
胃腸は、体の中にある「元気の発電所」みたいなものなんです。
そして、この応援団長、冷たいものがちょっと苦手みたいなんですよね。 だから、朝起きたての体には温かい白湯やお粥がおすすめです。じんわりと体が温まって、「さあ、今日も一日頑張るぞ!」って胃腸が元気に動いてくれる。
私たちの体は、食べたものを消化して、そこから活動するためのエネルギーを作り出しています。もし胃腸が元気じゃないと、エネルギー不足で疲れやすくなったり、体に必要な栄養がしっかり吸収できなくなったりしてしまいます。
そして、意外と身近なところに胃腸を疲れさせてしまう原因が潜んでいます。例えば、氷がたっぷり入った飲み物。暑い日に飲むキンキンに冷えた飲み物は、本当に最高に美味しいんですけど…! 胃腸にとっては、ちょっとした悲鳴もの!お店ではだいたい氷を入れてくださってますよね。
どうしても飲みたい!って時は、氷抜きにしてみたり、どうしても氷がとれないときは、飲み物を口に含んで、口の中で少し温めてからゆっくり飲み込むようにすると、胃腸への負担が少し変わってきますよ。
『胃腸をあたためると心の不調が消える』は、胃腸を元気にするための具体的な方法や食べ物などなど詳しく書かれてあります。胃腸を元気にして、毎日をパワフルに過ごしたいところです……!
▼2. 夜11時には寝る!内臓のメンテナンスタイム
夜の11時。
まるで魔法が解けるように、私たちの体の中では、内臓たちが一生懸命お掃除を始めてくれる時間なんです。
私が実際に試して感じるのは、夜の10時半に眠りにつく日と、11時過ぎに眠る日では、次の日のスッキリ感が違ってくるということ。
東洋の知恵では、この時間帯、体の中では特別なことが起こっていると考えられています。 夜眠っている間、私たちの体は昼間の活動で疲れた体や心を修復しています。
特に、夜の11時から午前1時までは、胆というところが、消化を助けたり、体のいらないものを外に出したりするのを頑張ってくれている時間帯です。
そして、午前1時から3時までは、肝というところが、体の中をお掃除したり、血液をきれいにしたりしてくれる、大切な時間。
この「肝」が元気だと、体中にエネルギーがスムーズに流れて、心も穏やかでいられるんですって。体の中の交通整理をしてくれているみたい。もし「肝」がお疲れ気味だと、なんだかモヤモヤしたり、イライラしやすくなったりすることも…。
だから、夜の11時から午前3時の時間帯にぐっすり眠ることは、体の大掃除と心のメンテナンスを同時にしているようなもの。内臓が気持ちよく働けるように、早めにベッドに入って、休息のプレゼントを贈りましょう!
▼3. 旬のものは最高の養生ごはん
春はなんだかワクワクしたり、ちょっぴりイライラしたり。夏はエネルギッシュに動き回りたくなったり。秋はしっとりと物思いにふけったり。冬は静かにエネルギーを蓄えたくなったり……。
私たちの体って、季節によって、得意なことやちょっと苦手なことがあるみたいなんです。
私たちの体って、本当に自然の一部なんだなぁって、季節の変化を感じるたびに思います。 その季節ならではの不調が出やすい部分を意識して、ちょっとだけケアしてあげるだけで、ずいぶんと心地よく過ごせるようになるから不思議。
旬の食べ物には、その季節に必要なパワーがぎゅっと詰まっているって言いますもんね! きゅうりなら体を冷やしてくれる作用があるとか! 昔の人の知恵って、本当にすごいなぁって思います。
▼4. 深呼吸は、体と心のごちそう
呼吸は、私たちが生きていく上で欠かせない、エネルギーを作るための大切な活動です。中医学では、深呼吸は体の中の気の流れをスムーズにして、体全体の調子を良くすると考えられています。
この「気」とか言い出した時点で、うわぁぁちょっと怪しい~~と思った方いないでしょうか?私は最初思いました(笑)
なんだかこう、体の中から「よし、やるぞ!」って力が湧いてきたり、逆に「なんだか今日は元気が出ないなぁ…」って感じたりすること、ありませんか? 中医学でいう「気」っていうのは、まさに、そういう私たちの生命活動の根っこにある、目には見えないんだけど、すっごく大切なエネルギーのことなんですって。 なんだか不思議だけど、ちょっと納得できる気がしませんか?
で、この「気」にも、生まれたときから私たちの中に備わっている、ギフト券 みたいな先天の気っていうのと、生まれてから、毎日ご飯を食べたり、空気を吸ったりする中で、後からどんどんチャージしていく後天の気っていうのがあるんだそう。
特に、この後からチャージする「後天の気」が、私たちの元気の素にすっごく関わっているんです。
つまり、私たちが毎日何気なくしている呼吸と、毎日の食事こそが、この大切な「気」をチャージするための、すっごく重要なポイントなんです! 美味しいものをモリモリ食べて、新鮮な空気をいっぱい吸い込む。 それって、ただ単に生きているってことじゃなくて、体の中から元気の源を育んでいる、大切な行為だったんですね。
深呼吸のポイントは、先に息をゆっくりと吐き出すこと。 そうすると、体の中にスペースができて、新しい空気がたっぷりと入ってきます。
仕事の合間や、ちょっと緊張している時など、意識的に深呼吸をしてみてください。
▼5. 「動きたくない…」そんな日も、ちょこっと運動で気分転換
私は、ずーっとゴロゴロしていたいマンです!
でも体って不思議なもので、じっとしているとエネルギーが滞っちゃうみたいなんです。そうすると、なんだかモヤモヤしたり、肩が凝ったり、ちょっとした不調が出てきたり。
本当は、緑がいっぱいの公園をのんびり散歩するのが一番気持ちいいですが、雨の日や忙しい日は難しいですよね。 そんな時は、肩をぐるぐると回してみたり、かかと上げ下げ運動(かかとに衝撃を与える)みたりするだけでも違います。
無理のない範囲で、軽いストレッチやウォーキングなど、自分に合った運動習慣を見つけられるといいな、と思っています。
ちなみに私は毎朝ラジオ体操をしています!
▼6. 飲み過ぎ注意!
「健康のためには、1日に水を〇リットル飲みましょう!」なんて話をよく聞きますよね。 もちろん、水分補給はとっても大切なのですが、実は、水にも「適量」があります。
考えてみてください。 運動場で汗をいっぱい流しているお兄さんと、お家でゆっくり過ごしているおじいちゃんが、全く同じ量の水を飲んでいたら…? なんだか、ちょっと違う気がしませんか? 私たちの体に必要な水分って、その日の活動量や、季節、体質なんかによって、全然変わってくるものなんです。
もし、自分の体に必要以上の水分が溜まってしまうと、体の中で、ちょっと困ったことが起きちゃいます。
イメージとしては、きれいな水が溜まっているところに、どんどん水が注ぎ込まれて、なんだかドロドロとした、ヘドロのようなものが出来てしまう感じ。 そうなると、体がなんだか重だるくなったり、スッキリしないなぁ……と感じたりすることも。
だから、「とにかくたくさん飲めば良い!」っていうわけではなく、大切なのは、自分の体と優しく対話して「今、私の体はどれくらいの水分を欲しがっているのかな?」って、耳を澄ませてあげること。
喉が渇いたな、と思ったら、コップ一杯のお水をゆっくり飲む。 それで十分だったりするんです。
植物に水をあげるみたいに、私たちも、必要な分だけ、丁寧に水分を補給してあげることが大切なんですね^^
▼7. 自分だけのときめき時間を
最後に、これはもう、体にとって栄養満点のご飯と同じくらい大切なこと。 それは、自分の心が「キュン!」とする、大好きなことをする時間を作ること。
だって、好きなことに夢中になっている時って、心の中にポカポカの太陽が輝いているみたいじゃありませんか?
中医学では、感情と体は繋がっていて、特に「喜び」の感情は、心というところを元気にするって考えられているんです。
この「心」は、血液を全身に送るポンプのような役割もしていて、私たちがイキイキと活動するための、大切なエネルギーの源。
自分の心が喜ぶことをしている時間って、まさにその「心」に、キラキラした栄養をチャージしている時間!
忙しい毎日の中でも、意識的に自分のための時間を作れたら……きっと健やかな毎日につながるんだと、私は今日もどうぶつの森で遊んでいます。
最後に
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。お話した7つの習慣、もしかしたら「なんだ、そんなことか」って思うものもあったかもしれませんね。
私自身、毎日パーフェクトにできているわけではなく、たまには、冷たいビールが最高に美味しい日もあるし、気づけば夜更かししちゃってることだってあります。たまには思いっきり羽根を伸ばす日も、大切だと信じて……!ゴニョゴニョ……
この記事でお伝えしたかったのは、「こうあるべき!」っていうガチガチのルールじゃなくて、もっと「ふんわり、心地よく」毎日を過ごすためのヒント。 ちょっぴり心地よい変化をもたらすエッセンスが見つかったら、とっても嬉しいなと思って書きました。
皆さんの毎日が、より健やかで、笑顔あふれるものになりますように*