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いつもの公園。自分の気持ちを、感じるを、大切にするとみつけられるものが、あるのかもしれない。

もともと公園がすきだ。
が、今は遠くへ行くことは避け、自転車で10分くらいのいつもの公園に行く。
今朝は7時代に行ってみた。

サイクリングコースがあるのだが、そこを歩くとちょっとした山の中を歩いている気分になる。茂った木々の中のカーブがあったり、上り坂があったり、手入れされてるので、うっそう感はなく木漏れ日がさす感じで、自然ふうが味わえる。


サイクリングコースのため、道はコンクリートに舗装されているので、自然ふう。サバイバルな感じは怖いので、こういう感じの自然がわたしにはあっている。
平面の所で、コースの外側にも林になっている箇所があり、もう少しさらに自然ふうだったので、ちょっと行ってみたい気持ちがわいた。
またげるロープ状の柵を超え歩いてみた。
ちょっと歩ける道になっていたので、帰る方向に歩いてみると、枝のかけらをふむとぱきっというか、さくっというのか、ぽりっという感じの音がして心地良かった。地面も土だったので、ふんわりした感触で気持ちがいい。


もうちょっと味わいたい。


思わず、ふりかえって逆走。逆に進んでみたら、どんどん道ふうの道幅が狭くなり、人ひとり分の茶色い小道になっていった。
左手にはさっきまで歩いていたサイクリングロードを歩いている人が木の隙間から、たまに見えた。あっち側にいた時は、こちらの道の存在なんて全然知らなかったし、今まで何十回も、何年もこの公園には来ているが、初めて知った。
ちょっとだけ、秘密のいい道をみつけた気分になった。
どこまで続いているんだろう。進んでいったが、先がまだある。結構ありそうだった。
今日は、ここで引き返した。帰る時間が決まっていたから。

自分が気になる、行ってみたいという気持ちは自分にだけある内容のものなので、おそらくみんなにもそれぞれに何かあるんだと思う。
それをなるべく聴いて叶えると、今日みたいな小さな発見があったりする。
そうすると、ちょっと嬉しい気持ちになる。
これは、決して大きなものではないのだけれど、人から何か、褒められたりすることよりもっと実になるような喜びで、重ねていくと、自分の土台みたいなものになっていく気がする。
こういうことを意識してすると、自分が何が好きで、どうしたいかをわかる頭のなかの回路ができていくんだとも思う。
自分との対話。
小さいことだけど、自分でできることだと思う。
大事に、丁寧にしている。

自分を大切にすると、人も大切にできるらしい。
自分も相手も大切にしたい。
わたしの中の喜んだ実みたいなものを沢山にしたら、それを人にもあげられるようになるってことなかもしれないと思った。
小さいことでも、自分との対話を大切に続けようと思う。






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