美肌の定義とは何か
大層なタイトルを掲げてしまいました。
今回は、私が通っている皮膚科の先生に
一喝いただいた時のことを話します。
定期的に通っている皮膚科は2つあります。
ひとつは、超クセ強の先生のところ。
丁寧早口の不思議な先生。
謎のブレンド薬がよく効くので依存しています。(顔の物も、身体の物も)診察まで基本的に3時間待ちます。ネット予約とかはできないので、行って、待ち時間聞いて、時間潰して戻って、みたいな、いにしえのシステム。もう最近は先生に会うのを諦めて、薬だけもらってます。
で、本題のもう1人の先生。
会うたびおそらくほぼすっぴんなんですが、ホワホワでいつも綺麗な肌。ネイチャーな雰囲気の方です。
何度か通ったある時、ここは皮膚科だよなと思い出し(もともと花粉症の薬をもらいに通っていたんです)
美肌になりたいんです。状態が揺らいだりせず、ツヤツヤで…韓国人のような…!むき卵のような…!
と私が前のめりで申しますと、
人種を超えた肌になりたいっていうのは
まず無理。といつになく即答一喝。
なんかすんません😅(心の声)とびっくり
どんな肌が美肌と思う?
たとえば、赤ちゃんの肌ってどう?と先生。
…赤ちゃん、そりゃ良い肌ですよね。
赤ちゃん肌って褒め言葉に感じるし。と私。
まぁ私たちはもう大人だし極端な例えになってしまったけど、健やか美肌がイコールでつやつや✨ってわけでもなくない?(大まかにまとめてます)ってことを先生は言いたかったみたいで。
キメが整い、内側から潤っている【健やかな】肌は、テカテカピカピカではなく、【うっすらヴェールがかかってツヤを感じるパールみたいな光り方】であり、マット寄りの質感ですべすべが自然だよ、とのこと。
注:まぁあくまでも私が通ってる先生の美肌の定義であり、それに私はとても納得したので、今だにせっせと通い、これを書いてるわけですが…目指すものや思うこと、定義、人それぞれですので私の場合ってことで読んでくださいね。
メイクでツヤツヤにするのは好みの問題だけど、素肌を綺麗にしたいって思ってるなら、ビカビカしている肌を目指すのは不自然かなぁ、ちょっと違うんじゃないかなぁ?と先生。
(先生…😅ビカビカって😅まぁおそらくピーリングとかレーザーとかしすぎてる肌のこと言ってたんだろうけど😅)
今でこそビニール肌とかいって
ピーリングやりすぎNO美容医療やりすぎNO、みたいなのって常識でよく書いてあることだけど…
ほんの何年か前とかのブーム全盛期(ありましたよね?私が感じてただけ?)の時は、しょっちゅう何かやって、たまには剥けて、みたいな感じでハードな管理してる人って多かったですよね?
そんな情報をかなり見てたし、自分の肌に合うのかとか何も調べず鵜呑みにしてたし(積極的なピーリングが向いてる方もいる、私は向いていなかった)、韓国ドラマでツルツルツルツルとしたおでこや頬を見るたびに憧れ、ツヤこそ命とおもって、すっぴんがピカピカ輝いて太陽も跳ね返すんじゃないかっていうような(すみません、つい誇張しすぎてしまいました)
つまり、ツヤだけに特化した肌を盲目に血眼で目指していた私は、わぉ…とダンマリしてしまいましたよね😅
あなたが言ってる目指したい肌はビカビカツルツルした肌だよね?それはキメがなくなってる感じの肌だと思うし、そもそも日本人と韓国人は肌質も、体質も、国の気候も違うからね、難しいです、と。さらにまた優しく一喝😅
たしかに私がやみくもに目指していたツヤ肌は、遠くに居てもおでこの光で私を見つけられるようなレベルの反射する肌…(改めて考えたらアホすぎるだろ)
隣でニコニコうなづくナースさん…
見渡せばそこのクリニックの方たち、すべすべサラサラ系の肌で誰もビカビカはしていなかったんですよね。お化粧ではない血色があって、色むらのないニュートラルな肌。桃のような肌。
私1人だけです、こんな価値観(ビカビカ)で取り残されているのは😅😅😅
ハァ、自然でとても綺麗🥹
こんな肌もあったんだなぁ。
と、思いながら帰路へ着いたのでした…。
家から近いし、いつも行ってるカフェも近いし、みたいな感じで適当に決めて(失礼)、そもそも花粉症の薬をもらいに通ってた皮膚科で、ある日こんな風に私の価値観が覆されるとは思いもしませんでした。ある意味ラッキーだったな。
ツヤ肌が悪いわけでも、
韓国肌を目指すのが悪いわけでもなくて、
私の価値観に、考えてもみなかった新しい価値観が加わって、それがやけに腑に落ちて、目から鱗も落ちてしまった、っていう話をしたかっただけです。
私は先生たちの肌の、健やかな、自然な綺麗さが好みなのでそこを目指したいなぁって思ってやっているだけであって、ほんと美の定義は人それぞれ、自己満足かと思うので、わたしの独り言として受け止めてください。
ちなみにここの先生は巻き爪の治療もやっていて、私もお世話になった事ありますが、ヒモ靴の紐は毎回合わせて結び直しなさいだことの、底が硬い靴はだめだことの、爪にワタを詰めろだの、なにやら色々厳しく指導してくれます。ここでテーピングを覚えてから、巻き爪トラブルをひきずることがなくなりました。感謝してます。厳しいところも好きなんです(ドM)
以上です。