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子どもは無料! 上野『国立科学博物館』

言わずと知れた、日本の博物館の代表格。
念願の国立科学博物館を訪れることができました。

入館料は高校生まで無料。
小学生から、大人まで十分好奇心を満たされる素晴らしい施設でした。

| 公園口を出ると『上野恩賜公園』がお出迎え

駅前とは思えないゆったりとした広さと緑の豊かさに癒されます。
奥には、パンダで有名な上野動物園。

いくつもの博物館や美術館が立ち並ぶ風景は、とても山手線の駅前とは思えません。

博物館までは広々とした並木道を進みます。

| 日本館は国指定の重要文化財

国立科学博物館は日本館と地球館に分かれています。
日本館はクラシカルで歴史を感じさせる重厚な建物です。
美しいステンドグラス、ランプ、階段のつくりにも趣があります。

日本館のステンドグラス

| 一番の見どころは超リアルな人間の祖先

最初に見たとき、息をのみました。

これは…

正直コワイ!!
子供たちの言葉を借りるならばキモイ(失礼)
実物大の縄文人、弥生人、江戸時代の人が産毛やシワまで細かく作りこんでありインパクト抜群です。

昔の人は、大人でも背が低く、髪は束ねて顔は老人のよう、服もきていなかったり。
子ども心に伝わるものは大きいでしょう。

他にも動物・鳥・昆虫のはく製や恐竜の化石も、これ以上ないほど精巧に作られています。
大きさ、迫力、リアリティ。
やはり、図鑑やテレビで見るのとは訴えるものが違いますね。

さらに驚くのは種類の多さ。
ズラーッと並べられると圧巻です。
随所にみられる、興味を引きつける工夫もさすがですね。

こんなにもさまざまな生物、そして地球の長い歴史。
いまの私たちは、生命豊かな地球や歴史のほんの一部でしかないことを思い知らされます。

| 楽しいお土産選び

子どもたち、お土産は何にするのかな??
とみていたところ意外なものを手に取りました。

鉱石の標本です!
アメジスト、琥珀、水晶、マラカイト…
そうきたか?と思いました。
ハチ公や恐竜のぬいぐるみかなと思いましたが、子供の感覚って分からないものです。

| 日本館と地球館で半日かかる

できれば動物園や美術館も周りたいところですが、博物館だけで子供の集中力は切れてしまいました。
もう、パンダに会いに行く気力はありません。
今日のところはこれくらいで、帰ることにします。

| 帰りみち、大道芸人に遭遇

陽気な芸人さんが、両手剣玉と綱渡りしながらジャグリリングを披露してくれました。

子供たちは初めて見たかもしれません。
お客さんの中で一番大きな歓声をあげ、拍手をしていました。江戸の伝統芸、ずっと続けてほしいです。
帰りは大噴水から不忍池の方へぐるっと回って駅に戻りました。
公園全体がとても素敵なところで気に入りました。

上野公園のあじさい

| 『たいめいけん』のオムライス

ちょうどお腹がすいた頃。
名店たいめいけんが上野駅の駅なかにありました。
トロっとした卵に、コクのあるケチャップソース。
子どもも大好きな間違いないお味です。
デミグラスソースも美味しそうでしたよ^ ^

洋食や 三代目たいめいけん

まとめ

入場料が安い上に、期待を上回る展示物。
上野駅周辺の環境も自然豊かで、気候がよければピクニック気分で家族で楽しめそうです。

圧倒的な大きさと種類の多さで子供の知的好奇心も満たされること間違いなし。身をもって体験することで、しっかりと記憶に残りそうです。

外国人旅行客が少ない今のうちに、都内の観光スポットを巡りたいものです。

月曜日はお休みなので、それだけはご注意を!

子供の振り替え休みや地方の方も来やすいように、できれば月曜は開館してほしいですね…

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