自分の「意思決定」を損なわないための「情報収集」
こんにちは、cotです。
Xでポストしたり、youtubeで毎週金曜日に備蓄や心構えなどについてライブを行っている者です
今回はこちらのポストについての追加見解
私たちは日々、さまざまな「意思決定」を迫られています。
仕事や勉強、生活や趣味など、
多くの分野で自分の選択を問われることがあります。
そのとき、
何を「動機」にして「情報収集」を行っているか?
を考えた事はおありでしょうか?
「情報収集」とは、自分の「意思決定」に必要な
知識やデータを得ることです。
「情報収集」には、大きく分けて二つの目的があります。
1つ目は、自分で考えて「意思決定」するための「情報収集」です。
これは、自分の判断基準や目標に沿って、
必要な情報を選択し、分析し、評価することです。
この場合、「情報収集」は「意思決定」の前段階として
重要な役割を果たします。ここれをするには、自分の基準や明確な目標があることが前提となります。
2つ目は、「意思決定」を他人や組織に任せるための「情報収集」です。
これは、自分の「意思決定」に責任を持ちたくない、または自信がないときに、発言力のある人や組織の意見や情報に頼ることです。
この場合、「情報収集」は「意思決定」の代替として機能します。
この二つの目的のどちらが絶対的に正しいか?
ということを言いたいわけではありません。
しかし、自分がどのような目的で「情報収集」をしているか
を意識することは、
自分の「意思決定」の質やプロセスに影響を与えることがあります。
専門家に任せるべき時などは、この2つ目の選択は正しいといえます。
医療や法律など、素人判断で危険な選択をしてしまっては
いけませんからね。
しかしそれ以外の
意思決定を「自分の以外のものに任せるため」の情報収集であれば、
自分にとって都合の良い情報が偏って入ってくる危険性もあります。
自分に自信がなく不安な状況にあり、
考えがぐらついている場合(だから頼りたい)は
良いことだけを言ってくれる占い師さんを探し、
そこに何回も鑑定に通う、などの
安心材料や、すがるものが欲しいときの「情報収集」は
まさに、意思決定を自分でできない場合の行動ですね。
これは自分である程度のところで納得し、
意識して止めないと、依存につながっていく可能性が高いでしょう。
「情報収集」と「意思決定」は、密接に関係しています。
今、自分のメンタルがどんな状態に置かれているかで、
情報収集の動機が変わってきます。
自分に自信がない時には
無意識に依存するための選択をすることが多いですが
その選択によって思う結果を得られなかった場合など、
「裏切られた!」と感じたときに、恨みに変わる恐れもあります。
これだと選択を任された方も大変です。
専門家に任せるべき時を除き、
「自分事の選択」を迫られた時は
なるべく「自分で行動するための意思決定」をしたいものです。
自分事の選択を自分ですることには、
「自信」と「責任」が必ずついてきますが、
そこに恐れを抱かないメンタルが大切ですね。