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家族内の価値観の相違とどうつき合う?感動を共有したい息子と感動を独り占めしたいパパ

感動共有型。ウンチさえも一緒に共有したい息子4歳

我が家の4歳息子はいつもトイレから大きな声で「ママ〜!!ウンチ出たよ!!でっかい!!⚪︎個でたーー!見てーー!すげっ!!」と大変嬉しそうに報告してきます。立派なウンチが出た喜びを共有したいのです。息子はなんでも一緒に分かち合いたい派です。遊びは誰かと一緒にやりたい。保育園で起きた出来事を親に話したい。食卓では親が大人の会話をしてると僕も入れて!と割り込む。みんなと一緒の時間を共有するだけでなく、共に感動も共有したいのだと思います。私はこの気持ち大変よく分かります。しかし、パパにとってはこれらは全部理解しがたい行為なのです。

感動独り占め型。旅行の思い出は一人で味わうパパ

昔、パパは時間があればよく1人旅に行っていました。でも、旅行の感想を教えてくれることはありません。私は旅行に行った気分を味わいたいので、感想を聞きたくてウズウズしています。でも、一向に話してくれる気配がない。我慢出来ずに「どうだった?」と聞くと「楽しかったよ」の一言で終了。え?それだけ??とよく思ったものです。写真もたくさん撮ってるのに一枚も見せてくれません。パパは感動を人と共有するのではなく、1人で味わうことで幸せを感じているのです。だから、誰かに話す必要などないのです。

息子の気持ちは理解できないけど、ちゃんと付き合うパパはエライ!!

感動を共有しなくていいパパにとって、息子の行動は不可解なことばかり。「パパー!ウンチ見てー!」と息子に言われて「えー。パパ、あんまりウンチ見たくないんだけど…」と答えるパパ。「パパー!一緒にプラレール作ろう」と言われて「一人で自由に遊んだほうが楽しくない?」と良かれと思って伝えるパパ。こんな受け答えしているけど、なんだかんだ全部息子につき合ってくれます。ウンチを見に行くだけじゃなく、「すごい!デカイな!」と褒めてくれる。プラレールだって、パパのほうが夢中になるくらい一緒に遊んでくれます。

相手の価値観を理解できなくても、自分の行動次第で相手と仲良くできる

結局、夫婦も親子も分かり合えない価値観がいっぱいあります。私もいまだに感動を一人で味わいたいパパの気持ちは理解できません。でも、そういう人なんだと受け止めることはできます。パパは自分が撮った子どもの写真を私に共有することはありません。それは気を遣えないからではなく、子どものかわいい写真は自分ひとりで味わえばいいと思っているからなのです。そんな時は「私も見たい」と言って送信してもらいます。相手に変わってもらうのではなく、私が相手とどううまくつき合っていくのかを考えるようにしています。それぞれの価値観を尊重しながら、楽しい家庭生活を送っていきたいです。

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