不完全
不完全なぼくは完全になるために
まだ見ぬ欠片を探し歩く
一向に合うものが見つからないままに
歳月だけが過ぎてきた
この先もどこまで行くのやら
どれだけの歳月が必要なのやら
個人差があるので共通のものさしはない
歩いてきた時間と
探してきた足跡だけが頼り
生きているうちに完全になれる保証はない
死ぬまでなれないかもしれない
正円はこの世には存在しないから
現生のぼくらもその摂理に従っている
だいたい完全なやつなんていやしない
気楽にいこう それでいい
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