豊田市美術館
夏、とても暑い日だった。
朝の思いつきで行った。
エッシャー展という展示をしていた。
最寄り駅からはタクシーで5分くらい。
全然歩いても行ける距離だけど、あまりに暑くてタクシーに乗った。
(タクシーで行くと割引券が貰えた。)
建物自体が綺麗なタイプの美術館だった。
あまりに暑すぎて、外から眺めるのも休み休みだったから、もっと涼しいときに散歩しながら楽しみたかったけど、それでもよく晴れて建物がしゃんと建っていて落ち着いた景観だった。
エッシャー
事前知識ゼロだったけど、夢中になって見ることができた。
繊細なのにダイナミック、とても細かい。
彼のトリックにまんまと惹きつけられてしまった。
作品数も多かったし、特大作品もいくつかあって、大迫力、大満足だった。
常設展
常設展も、非常によかった。
空間を贅沢に使った展示で、その場所そのものがアートになっていた。
大きな展示の前にポツンと立って、目の前のものを心を空っぽにして吸い込むこの感じ、好き。
美術館って不思議な魅力がある。
茶室
豊田市美術館には、メインの建物とは別に茶室があり、お抹茶とお菓子を楽しむことができた。
気楽に誰でも入れて、しかも450円。
さすが豊田市潤ってるんだなあ…と俗な考えが一瞬よぎるけど、ありがたくいただいた。
上品でとっっても美味しかった。
お菓子は近くの和菓子屋さんから仕入れられるようで、日によって違うみたい。
ゆっくり味わった。
暑さの疲れが和らいだ。
豊田市美術館、全てが良くて自分へのご褒美に最適な場所かもしれない…。
少し(かなり)遠いけれど、車なしでも行けるし、行けば日常では得られない"静"を浴びることができるような、そんな場所だと思う。
よい休日だった。
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