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今に通じる商売のコツ!『日本永代蔵』から学ぶ江戸商人の成功と失敗のストーリー
こんにちは!
みなさんは江戸時代に活躍した井原西鶴(いはら さいかく)という作家はご存知ですか?
おそらく、教科書で名前と著書の名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
今日はそんな江戸時代に書かれた『日本永代蔵』という本についてお話ししたいと思います。今でも多くの人に読まれている、面白いお話がたくさん詰まっています。
『日本永代蔵』とは?
『日本永代蔵(にほん えいたいぐら)』は、江戸時代の商人たちがどのようにして成功を収めたか、また時には失敗してしまったかを描いた作品です。西鶴は、商人や庶民の生活を生き生きと描くことで有名で、この作品でもその腕前が光っています。
本書は、全体で36話から成り立っていて、それぞれの話に異なる商人や登場人物が登場します。商人たちは、さまざまな手法を使って財産を築こうと努力しますが、時には欲深さや間違った判断から失敗することもあります。読むと、商売やお金の大切さ、そしてそれ以上に「誠実さ」や「努力」が成功には欠かせないことがよくわかります。
江戸時代の商人たちの奮闘が活き活きと描かれた名作
『日本永代蔵』を読んで感じたのは、今も昔も「成功にはコツがある」ということです。例えば、商売で成功した人物たちは、自分が持っているものを大切にし、常に努力を怠りませんでした。また、時にはリスクを取ることも大事だという教訓が込められています。
そういった教訓を活き活きと描かれた商人達を通して面白い話を読みながら自然と覚えられるような本書は名作だと感じました。
そして、この本の面白いところは、江戸時代の生活をリアルに感じられることです。
当時の人々がどんな価値観で、どのようにして日々を生きていたのかを知ることができます。
100年以上前の江戸時代の内容が描かれてはいるものの、庶民の経済活動は現代とさして変わらない点や自分も紹介した家計簿をつける大切さについても書いてあり目から鱗が落ちました。(ちなみに、一番印象に残っているのは江戸時代の夜の営みが今とは比べ物にならないぐらい自由過ぎて羨ましいを通り越してマジで!?って思考停止したことです笑)
まとめ(評価:★★★★☆)
『日本永代蔵』は、商売の知恵だけでなく、人生におけるさまざまな教訓が詰まった作品です。中学生でも十分に楽しんで読めると思いますので、ぜひ一度手に取ってみてください。江戸時代の商人たちが、どんな風に成功し、どんな失敗をしたのか、きっと興味深く感じるはずです!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。皆さんがこの本から何かを学び、日々の生活に役立ててくれると嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう!
~Who am I ?~
【ご参考】
評価:★★★★☆
こんな面白い話をかけるならそりゃ売れるわって感じです。歴史に残るレベルの書籍は精鋭(化け物)揃いということを改めて思い知らされた一冊。
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