「向き合いたいと思っているはずなのになかなか進まない」
受け取らない、受け取る気がないひとは、
「どうにも合わないような気がする」とか
「物足りない」と思うのは、
至極あたりまえ。
何が起こっているかというなら、いわば
受け取ろうとしているかのように見せかけて受け皿を構えて、相手に流させて、それを受け取らずに受け皿を斜めにしてざばーーっと別のところに流れ出させ、受け取ったふりをして捨てているのだから。
そして、「受け取る気がない」自分に気が付いていない状態。寧ろ実は、「受け取りますよ受け取りますよ流して流して」と言って流してくれる人をひっかけ、受け皿を斜めにひっくり返しては「まだ受け取れていない」心理ゲームを成立させ、
しかもその心理ゲームをどんどんどんどん卓越させどんどん自分の人生をそのゲームで埋め尽くさせるプログラムをひたすら強化している。
そしてそのゲームを仕掛け成功させるために全身全力で何でもやるほどの大騒ぎ状態になり周囲も振り回しまくっているのだが、それ自体に自分で気付かないため、なぜだか自分がひたすら外側の何かや自分の感情に振り回されているというようにすり替えて感じて疲労困憊しどんどん苦しくなっていく。
ちなみに、こういうひとは、多くのヒーラーやカウンセラーやセラピストなどなどと言われるような人々のもとを複数、経験し、上記の「心理ゲーム」を繰り返して「何をされても受け取らない自分」をひたすら強化してきていることも多い。
この状態のプログラムを持っているクライアント、日本にはまだ、見抜くことのできるセラピストも少ない。
心理療法としてアプローチ可能な方法はあるが、これがもう既にかなり強化されてしまっている状態のケースであると、個人でやっているセラピストとの1対1では扱うこと自体にも危険が伴う。
そういうひとに対してこそ、本当に、医療と連携した、潜在意識の原理原則を扱うことのできる心理療法が必要なのだ。 だが、私の知る限り、これを実現できている機関は、まだ日本にひとつしかない。
私と私の仲間も、このような施設の実現を目指している途上である。