【私の料理、子供たちへ伝えたいこと】
私はよく、【今日のご飯】の写真を撮る。
そのほとんどは、『忘れないために』なんだけど‥
きっかけはたぶん、
子供の食物アレルギーで、
アレもだめこれもだめ!みたいに食べられるものの制限が多かったから、
1日分の食事レシピを決めるのも一苦労で、しかも毎日バタバタしてると、何を食べたか?
代替えをどんなふうに工夫したか?までなかなか覚えられないことが多くて‥💦
わざわざ書きたくないからって、写真を撮り始めたんだったと思う。
そんな軽い感じで始めた気がする😅
お料理の写真も、特別コレ!って大きな意図があってやってきたわけじゃないので、プロの料理研究家並みの写真じゃないけど、
見返してみると、家庭料理にしてはけっこうアレコレと頑張ってきたなぁと思う。
お料理も美味しいご飯も
体のすべての基本だから。
【食べたものでしか体は作られない。】
どんなことがあっても、これが絶対法則
二人のばぁばが、手を変え品を変え
それこそ基本の出汁から、
私に丁寧に丁寧に、せっせと教えてきてくれたこと。
時代を超えても尚、
祖母から母へ母から娘、息子たちへと受け継がれてゆくものの1つ。
口に入るものだから、素材も味も拘りたい。
何でもかんでも時間をかけるというのではなくて、
『その時々の季節ごとの調理法で
その時々の身体と心に合うものを。』
娘、息子達よ
スマホゲームも楽しいかもしれないが、
日々の親たちのお手伝いの中からしか身につかない生活の術を学んでほしい。
何でも簡略化、スピード化、省エネ化を求められる時代に
おばちゃんオカシイよ!
と言われるかもしれないが、
きちんとガス火で炊いたご飯を食べてごらん?
ふっくらツヤツヤで、いい香りがして
お米のありがたさが解るから。
君たちに美味しいご飯を食べてもらいたくて
毎日頑張ってるパパとママがきっともっと好きになるから。
親たちよ。
毎日必死で忙しくて休みたいけど、
(いや、私もそうなんだけど😅)
1回でも良いから、子供と一緒にご飯を作ろう。
目を見て、手を汚して、汚させて学ばせよう。
そして、1回は彼らに何か作ってもらおう✨
失敗しても、それもまた味わい深い🌿
そこから学ぶ彼らの成長はびっくりするほど早い。時は無限ではないから。
いつか必ず『終わり』はやってくる。
たいていの場合、ある日突然に。
その時に、せめて自分のご飯くらい自分で作れる逞しい子供達を育てたいじゃないですか。
だから、幾ら時代遅れと言われようとも
私はご飯作りの楽しさと大事さを伝えたいんです。
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