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ブランドの魔術と記号論 vol. 32 

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 海外のグローバル企業には、オカルト的なシンボルを採用しているものが見られます。成功している企業のコーポレート・アイデンティティは、あたかもフリーメイソン系とそれ以外を識別しやすくなっているかのようです。

 みなさんはハイブランドがお好きですか。極端な話ですが、ルイ・ヴィトンのバッグの素材やデザインが好きかということよりも、ロゴで買い求めている人は少なくないと思います。中古品の状態がよくないヴィトンでも買う人が多いのは、シンボルを見て脳が勝手に「高級品」にカテゴライズしてしまうからでしょう。自己満足度をあげてくれるだけではなく、オフィシャルな場面での印象度を上げたかったら、ハイブランドを持っているほうが強みに働くことでしょう。ブランドの魔力って、すごいですよね。

 フリーメイソン系のシンボリズムには魔術をルーツにもつ長い歴史があります。ルイ・ヴィトンの魔力についてわかると、その魅力の深さを感じられることでしょう。たまには軽めの記事でお楽しみくださいませ~😎


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