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徳を積む

いつも私に直観を授ける会話をしてくれるネイリストの女性から、ガンで余命宣告をされた義理のご両親を自宅に呼び寄せ介護した経験話を聞いた。オムツ替えは勿論のこと、姑の腸に手を突っ込んで便を出した話とか、舅に坐薬を入れるのに、夫も姑も出来ないから結局私が入れた方が早いから入れた、とか、胆汁出したげなあかんかった、その他訪問看護人との小話など、小さな子どもを抱えての子育てと同時進行に介護もおこなっており、それら全ての経験を、
「楽しかったですよ」
と明るく楽しそうに話していたのを聞いて、彼女がその当時に叶えられないでいた夢を今叶えて仕事しているのはやはり、これまでに「徳」を積んだ結果なのだと腑に落ちた。
偶然そういう話になっただけで、それを決して苦労話や愚痴として聞かせるのではなく、何でもない話のようにふとこぼしたことから私は彼女の人間性というものをそこで垣間見た気がした。
彼女はそれをあたりまえのようにおこなっているからである。子育てと介護とダブルのお世話はさぞ大変だっただろう。素晴らしい仕事を終えた。
「こういう人と交友関係を持ちたい」と思わせてくれるような人にまた出会えたと気づいて感謝の気持ちが湧き上がってくる。
大きな何かを成し遂げなくとも、日常生活の中で徳を積むことは出来る。
そうして徳を積んだ人は、目立たなくとも身近に潜んでいる。
出会えたことをとても嬉しく思う。

今回は「徳を積む」とは何かを直観的に理解させてくれた彼女に感謝の念を捧げたい。
次回はどんな話をしてくれるのか楽しみである。


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