掛け軸作ってみた
最近掛け軸を作ってみました。自作したわけじゃなくて、専門のお店に依頼して作ってもらいました。個人で掛け軸を作ってみる機会、普通の人はほとんどないんじゃないかと思うので、せっかくなのでnoteにしてみます。
なぜ掛け軸を作ろうと思ったか
以前、名古屋Ruby会議04に登壇しました。名古屋Ruby会議はなかなかおもしろい取り組みで大須演芸場を貸し切って開催され、登壇者一人ひとりにめくりが用意されます。
めくり?ってなんぞという方もいると思いますが以下がめくりです。
落語で舞台の端に置いてあるあいつですね。
本物のめくり職人の橘右太治さんに書いていただいためくりになります。
せっかく書いてもらったので、これをお部屋に飾りたいなーと考えました。
額に入れるのも考えたんですが、ちょうどツイッターに掛け軸化しようとしている方がいらっしゃって、掛け軸も面白そう!と思ったのがきっかけです。
自作を検討する
実は掛け軸キット、Amazonで売ってます。
ただ以外に値段が高い(7000円ぐらい)のと失敗できないので(笑)、職人さんにお願いしたほうがいいなーと思いました。
ほら、noteのハッシュタグにも・・・
表装屋へ行く
表装屋、聞き慣れない名前ですね。この表装屋さんこそが、掛け軸や額を専門に扱っているお店になります。表装、表具と呼ぶようです。大変勉強になりました。
今回は岐阜の五番館さんにお願いすることにしました。(正直どこに相談して良いかわからない状態だったので、家から近くてWebサイトを見る感じ相談に乗ってくれそう!ってのが大きかったです。)
五番館さんですが「ころちゃん」と書かれたパッと見よく分からない作品を持ち込んだにも関わらず、とても親身に相談に乗っていただきました。感謝。
奥さんと一緒に作業場の見学もさせてもらえたのですが、その場で実際の生地で色感の打ち合わせもしてもらえました。とても良い体験でした。
作品ですが、ラップの芯に巻いて元に戻れば基本的に掛け軸にできるみたいです。紙が若干硬かったのですが、薄くする処理をしてもらいました。(個人的にこれが一番驚きでした、そんなことできるんか。)
↑は五番館さんで撮った写真
↑おうち
製作期間は1ヶ月程度。気になる費用は35,000円でした。
完璧に仕上げていただいてこの料金なので、とても良心的だなと感じてます。
製作していただいた掛け軸は、大事に飾らせてもらっています!
子供の名前で掛け軸作ってみるのも面白いかもしれませんね。
普段はリモートワークや働き方の話などを呟いているエンジニアです。
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