顧客への向き合い方の変化を通じ、偶然ではなく”有機的に”出会ったコーナーへの道のりとは?
採用担当の松井です。
今日は2022年5月にコーナーに入社した菅野さんに、入社して1ヶ月のタイミングでインタビューを行いました。様々な出会いを経てコーナーにたどり着いた菅野さんのこれまでの経歴や顧客に向き合う想いについて話してもらいました。
<プロフィール>
菅野日南子(kanno hinako)
新卒でレンタカー運営企業に入社し、店舗受付業務を経験。その後、営業として経験を積むべく大手人材企業(アルバイト領域の求人広告営業)と人材紹介企業(個人と法人の両面コンサルタント)の2社を経て、2022年5月にコーナーへ参画。
1.営業へのキャリアチェンジ
新卒1社目はレンタカー運営企業の店舗受付業務からスタートしました。当時、大学時代から祖父母の介護をしていたこともあり、地元で働けることが就職選びの唯一の条件。仕事を通じて何かを自己実現したいという思いは初めはありませんでした。
その中、受付業務の一部にはクレジットカードの申込みノルマなど、営業のような要素がある仕事もあり、人との繋がりや日々の会話の中からお客さまに可愛がっていただけることも多くて、その業務を通じて徐々に数字を積み上げることにおもしろさを感じるようになりました。
そこから営業として経験を積みたいと考えるようになって、2社目の大手人材企業へ転職することを決意しました。
2.営業として成績を残す中で生まれた葛藤
2社目では初めての営業だったので戸惑うこともありましたが、キャリア新人賞を獲ったり、成績はそれなりに残すことができたんです。ただ、自分の力で売ったというよりは、知識がつけば誰でも売れるくらい商材力があるなと感じていました。
それに私が売ることに執着しすぎて、売上数字が目的になっていて、どこか自分らしさをなくしている気がしていました。掲載した求人でお客さまが採用できてしまうとリピート利用されないかもしれない。それであれば、採用成功できない方がいい。なんてことを考えてしまうくらい、いつの間にか顧客を向いていない自分がいることに気づきました。
このままの自分ではいたくないと思って、キャリアカウンセラーの方に相談に行ったんです。そこで「企業と求職者の両面を担当してみたら、素直な自分になれるのでは?」と言われ、紹介されたのが両手型人材紹介企業でした。人材紹介事業にはもともと興味もありましたし、法人にも個人にも深く入り込まないと成果が出にくい仕事と聞き、自分自身を見つめなおすことができると考えて3社目の人材紹介会社に転職を決めました。
3.お客さまに育ててもらって芽生えたお客さまに向き合う気持ち
3社目に入社後、IT領域を担当することになったんですが、ITは全くの素人。法人、個人のお客さまから出てくる用語が全然わからない…。
これはもう頭で考えてもどうしようもない!経験するしかない!と思って、ある企業の担当者さまに「エンジニアのこと何もわからないので1日インターンさせてください!」と無謀にも頼んでみました。そうしたら案外すんなりOKしていただき、お客さまのエンジニアさんと一緒にコードを書かせてもっらたりして、勉強する機会をたくさんいただくことができました。
個人のお客さまにもたくさん助けていただきました。「ネットワークエンジニアってなんですか」とストレートに聞く私に対して、求職者の方が資料を作って教えてくださったこともありました。
あと、上司の支援も大きかったです。「まずは大好きなお客さまにコミットすること。そうすれば売上は後からついてくる」という姿勢でサポートしてくれました。
これだけしていただいたら、あとは成果でお返しするしかありません。
これはその一つのエピソードです。求人企業が複数の人材紹介会社向けに合同で求人説明会をすることがよくありますが、その場に参加した他の人材紹介会社は普通ははライバルだと思うんです。でも私は逆で、お客さまの採用をサポートする仲間の感覚でした。だから求人説明会では「一緒にサポートしましょう!」のスタンスで私から積極的に他の人材紹介会社の営業担当と情報交換し連携するようにしていました。一般的にはありえないことですよね(笑)
こんな感じで、気づけばとにかく売上というスタイルから脱却して、お客さまにとことん向き合うことができるようになっていました。「あっ!これが在りたい自分だ」、とお客さまや支えてくれた上司を通じて気づくことができ、とても感謝しています。
4.そして、コーナーとの出会い
前職でものすごく成績が良かったというわけではありませんが、法人・個人それぞれのお客さまに貢献できている実感を持つことができ、仕事に対する視座が上がりました。それと同時に、担当領域に限らず「もっといろいろな人と関わって影響を与えてみたい」と考えるようになりました。
その時に、フリーランスとして働く先輩から「パラレルな働き方も菅野さんに合ってるんじゃないかな?一度、面白い会社があるから話を聞いてみたら?」と紹介されたのがコーナーでした。そこから、まずはサービス登録しました。
ただ当初は、フリーランスのイメージはスキルの切り売りで成長できないのでは?とか、チームではなく孤独なんじゃないか?といったイメージを持っていました。でも、登録初回面談でそのイメージは一変しました。面談を担当してくれたコーナー社員は「パラレルワークを通じて、個人の方のスキルがアップデートされ続けることに貢献したい」ということを話してくれました。
そこから、コーナーについても色々話しを聞いていくうちに、「人事を変え、組織を変え、世界を変える」というパーパスやコーナーが目指す世界観に一気に引き込まれていきました。そして「BE A GIVER.あたえる人でいよう」というコーナーのCORE VALUE(一番大切にしているベースの価値観)の話しを聞いて、前職で私がつかみ始めていたお客さまや社員、競合他社との関係性をまさに言語化している!と感じました。そしてそのまま、採用選考に参加を決意し、色々な話しを聞きました。
ここでならもっと成長できる…!そう確信して入社を即断…する前に念の為、知人二人に意見を聞いてみたんです。一人は前職の先輩で、もう一人は仲の良い求職者さん。
すると偶然にも二人ともコーナーのことを知っていたんです...!前職の先輩はコーナーの役員と、仲の良い求職者さんもコーナーメンバーと知り合いでした。そして異口同音に「コーナーなら間違いなくいい経験できますよ」と。
完全に心は決まりました。
5.私が入社に至る流れがまさにコーナーらしさ
入社して1ヵ月ですが、驚いたのは入社前とのギャップがなかったことですかね。選考過程や入社前のコミュニケーションを通じて「この人たちなら大丈夫!」と思っていましたが、本当に大丈夫でした(笑)
社員全員が本気でVALUESを体現していることを、日々の会話やお客さまとの商談や面談に同席する中で目の当たりにすることができていて、本当にすごいと感動しています。
そして、それが私の入社に至った「繋がり」を生んでいると思います。
私がコーナーに出会うきっかけをつくってくれたフリーランスの先輩、入社を後押ししてくれた前職の先輩と求職者さん。この三人と私とコーナーの繋がりは、とってもコーナーらしい「有機的な繋がり」だと思うんです。
コーナーをご利用いただいている法人のお客さま、ご登録いただいているパラレルワーカーの方、コーナーと何らか関係してくださっている方々が、こちらからお願いすることなくコーナーを紹介していただき、繋がりが増えていく。私が入社に至った採用の場面だけでなく、日々のビジネス上でも「有機的な繋がり」が生まれているのがコーナーらしさだと思うんです。この繋がりをより大きくしていき、コーナーのパーパスを体現できるように、私も頑張っていきたいと思っています。
とは言え、実際業務をはじめると人事総務系の知識やSalesforceはじめ業務ツールなど覚えることはたくさんあるなーと感じています。ですが、バディ(教育担当)はじめみんながいてくれるので、不安よりも安心感がある中で、毎日できることが増える楽しさが圧倒的に勝っています。
これからも私らしく素直にお客さまに向き合ってBE A GIVERを体現していきます!
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ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回は5月に入社した菅野さんのご紹介でした。早速入社直後から持ち前の突破力で担当のお客さまに深く向き合い始めています。真っ直ぐ顧客に向き合える当社のセールス職にに興味のある方や、人材サービス企業で転職を考えている方、まずはカジュアルにお話しませんか?ご連絡お待ちしています。