うつ病になって4年以上病院に通っている私がおすすめする先生に上手く伝える方法
こんにちは、コルクです。
心療内科に通っていて先生に何を話せばいいのか悩んでいませんか。
内科や外科の病院だと「ここが痛いです」や「ここに違和感があって・・・」みたいな話が出来ると思いますが、心療内科だとなかなか自分の状態についてどう話せばいいか分からないですよね。
そんな方に向けておすすめする診察の受け方について解説していこうと思います。
私はうつ病になってからもう4年以上経って、同じ病院にずっと通っています。
その中で気づいた診察の受け方について紹介していきます。
普段の生活についてメモしよう
私も最初は先生に聞かれたことについてうまく答えれませんでした。
聞かれることは特別難しいことではなく「普段の生活はどうですか?」や「最近の体調はどうですか?」とよく聞かれます。
メンタルを崩されたことがある人はよくわかる話だと思いますが日によって体調はバラバラで今日はまあまあ、昨日は少し悪い、おとといはかなり悪かったなど体調が安定しないことが多いと思います。
そのため診察を受けている瞬間の体調は分かるけど、今週の体調を聞かれると困ることが多いではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのは診察を受ける準備をすることです。
具体的にはその日の体調や睡眠時間などをメモをすることです。
体調や気分の変化を〇△×など三段階にしたり、起床時間や就寝時間を記入するといいでしょう。
もちろんそれ以外の事を記入するのもありです。
メモをする利点として先生に伝いやすくするだけではなく、メモをしたことを振り返ることで自分の体調の波や特性が分かりやすくなります。
自分の特性を知ることでどういうタイミングで体調の変化するかあらかじめ知ることが出来るので対処が出来ます。
例えば、天気が悪いと体調が崩しやすいことが分かればあらかじめ週間天気予報を見ることで対処しやすくなります。
他にも薬の飲み忘れを記載すると体調を崩した時の原因が分かりやすくなります。
先生に話したいことを言語化する
悩んでいることや普段の生活の支障が出ていることをあらかじめ言語化してメモ帳などで記録しておくと便利です。
私も悩んでいることがあったりするとメモ帳に書き込んで先生に相談しています。
うまく口頭で伝える自信がなかったらメモ帳ごと先生に渡すのもありです。
メモをすることでいざ話そうとすると頭が真っ白になっても対応できるので安心感もあります。
あと、あらかじめ話す事を決めておくことでスムーズに話す事が出来るので限られた時間を効率よく使えます。
通院同行のすすめ
家族や就労移行支援などの施設のスタッフが診察時にそばにいて話を一緒に聞くことがあります。
私も家族や就労移行支援のスタッフと一緒に診察室に入り、診察を受けたことがあります。
先生以外の人に自分の事を話すので少し気恥ずかしさを感じました。笑
もちろん、家族や就労移行支援のスタッフの人が自分の事に対して先生に聞く場面も多くありました。
第3者の人が先生に対して自分の事を話しているのを聞くのはなかなかないので自分の体調や特性について深く知るチャンスだと思います。
また、家族の人も先生の話を聞くことで安心感も得られるのも大きいでしょう。
自分の体調は自分で気づかないで身近な人が気づく場面が多くあるので、通院同行は貴重な意見を聞く場面だど思います。
実は私がうつ病になった時、自分では気づかずに普通に仕事をしていました。
家族が自分の体調の異変に気付いて病院に行った経緯があります。
なので、家族や就労移行支援などの施設のスタッフの意見は重要だと思います。
先生からもらったアドバイスをまとめる
悩んでいることや困っていることを先生に相談してアドバイスをもらったらメモ帳やスマホなどにまとめるといいと思います。
アドバイスを実践するためにまとめる必要もありますが、今後振り返るためための材料づくりにもなります。
あと個人的な意見ですが今悩んでいることは今後、また同じようなようなことで悩みます。
例えば、睡眠。私もよく繰り返していたのですが、睡眠が悪くて相談して解決、また睡眠が悪くなって相談ということがありました。
なので、過去にもらったアドバイスや成功体験を記録に残すためにメモやスマホなどにまとめる必要があります。
あと、まとめる利点ですが就労移行支援などのスタッフに通院した時の内容をスムーズに話せることが出来ます。
先生を信頼する
これは通い始めの人が当てはまると思いますが、診察を受けて薬を飲んでいると「これは本当に良くなっているのだろうか?」「他にいい病院はあるのではないか?」と疑問に思う人もいると思います。
現に病院を何度も変える「ドクターショッピング」という言葉があるくらいですから。
また、うつ病はインフルエンザみたいに特効薬があるわけではなく薬の効果が表れるまで時間がかかるため悶々と考える人もいるでしょう。
そこでおすすめしたいのは「先生を信頼関係を結ぶ」ことです。
「この先生が言うのだからアドバイス通りやってみるか」「この先生が処方してくれた薬だから大丈夫だ」と思えることが大切です。
実際に薬の効果というのは先生の信頼関係が結ぶと効果が高いと思います。
オカルトチックな話と思うでしょうが、実は科学的に認められた方法でもあります。
「プラシーボ効果」という言葉をご存じでしょうか?
これは薬に有効成分が入っていなくても思い込みの効果で症状の改善をしていくのです。
つまり、信頼している先生から出した薬だから大丈夫と思えば薬の効果も大きくなっていくのです。
下に全日本民医連がプラシーボ効果について紹介している記事を張っておきます。
ここでプラシーボ効果について詳しく解説してあります。
肝心の信頼関係の結び方ですが、病院を変えずに何度も通うことです。
あと素直に薬を飲むことです。
信頼関係を構築するのでこちらから歩み寄らないといけないと思います。
先生も患者さんのことを思って診察するので、何度も通って信頼関係を構築していくことが大切だと思います。
まとめ
普段の生活をメモしよう
先生に相談したいことを言語化しよう
通院同行をしてみよう
アドバイスをまとめよう
先生と信頼関係を結ぼう
いかがでしょうか。少しでも自分の経験を活かせれば幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。 頂いたサポートは記事を作成する際に飲むコーヒー代として活用させて頂きます。( *´艸`)