子どもの自己認識・評価は、どうやって作られる?
こんにちは
子どもの学ぶ力×自己肯定感アップコーチ若林かおりです。
子どもたちへのコーチングが少しずつスタート。
早々に娘からのフィードバックに大きな気づきがありました。
「嫌だよ、知らないおばさんと話すの」
アイデアの否定よりも、《おばさん》という言葉に図々しくも傷ついた私でしたが(笑)
この、子どもへのコーチングをスタートして一番のハードル
【コーチングに対して保護者が乗り気でも、子どもが乗らない問題】
そうだよね、これまでにないものだもんね…。
でもね、とにかく「体験」に参加してくれれば、今のところ100%は、継続。
もちろん、強い強いお母さまのプッシュ、ご協力あったのも重々承知!
(ありがとうございます!!)
子どもも、100%自分の話ができる時間に価値を感じてくれているのだと思います。
そして、ただ話して気持ちよかった~
だけの時間ではないところがコーチング。
最後に感想を聞くと、子どもたちからこんな言葉がもらえたりします。
「自分で考えられたことがスゴイと思った」
「まさか自分の中からアイデアを出せると思わなかった」
自分の中にちゃんと答えがある
ということを体験し、
一生付き合っていく自分というものを信頼していく一歩になることを嬉しく思う私でした。
さて、この子どもコーチングを通じて、
コーチ歴9年の私も、初心にかえって子供たち、保護者さまから学ばせていただいております。
その中で大きな発見を一つ。
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親の「うちの子はこんな子」
と、
子どもの「私はこんな人間です」
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がほぼ同じ!!
もう少し詳しくお話ししますね。
子どもとのコーチングをスタートする前に、
保護者の方とヒアリングセッションをします。
その時にお聞きするお子さまの様子。
そして、その後スタートする子どもとの会話の中でされる
「あなたってどんな人?」
「何が得意?不得意?」
「困りごとは?」
の答え。
これがほぼ一緒なんです。
「私のいいところ」と子どもの口から語られる言葉も、
「私はこんなところがダメ」と語られる言葉も。
そう、
普段、私たち親が子供に伝えていること、
良くも悪くも
「あなたってこうよね。」というものは、
そのまま子どもの「私ってこういう人間」という自己評価になるってこと!
親の影響力は大きいとはわかっていたものの……
ここまでか!
と正直思いました。
振り返ってみると、
私自身もずっと昔子どもの頃に母から言われた
「あなたって、○○ね」をいくつか持ちづつけているなぁということに気が付きました。
そして、私はふと息子(小3)の事を思い出すのです。
この子は、継続が苦手(と私が思っている)
大きなことを言う割に続かない(と、私が思っている)
最近は、プログラミングに興味深々な彼。
「楽しい!毎日頑張る!」と自ら勉強し始めたものの……
3日坊主とはこのこと。
3日経てば、やらなくなっている……。
そんな彼に私は言ってしまっていました。
(からかい半分ではあるものの……)
「ほら、すぐ飽きちゃうんだから~」なんて。
今はそれが事実かもしれないけれど、
その言葉によって彼は「ボクは飽きっぽくて続けられない人間だ」と思い込んで、
続けられる力があっても「どうせ」と可能性を閉ざしてしまうかもしれないな。
あぁ、反省。
親の言葉は大きな影響を与えてしまう。
だから、私たち親は言葉に気を遣わなきゃいけない。
なんて言うと、
不安になって、
怖くなって、
「子どもに何を言ったらいいかわからなくなる」
なんてプレッシャーに感じるかもしれませんが、
ここは、逆の発想で。
これだけ、影響を与えれる今なら、
子どもにいっぱい素敵なところを伝えたらいいのです。
「こんな力があるよね」
「こんなことできそうだよね」
もちろん心から思ったことを、ね。
(もちあげたり、ヨイショしたりすると傷つきますから。)
子どもにあるたくさんのいいところを伝えて、
子どもの心の中に「私の素敵なところ」を詰め込んでほしいですよね。
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子どもには、どんなことがあっても「自分の存在には価値がある」と感じていて欲しい。
きっと大人でもココに痛みを感じている人が多いのではないでしょうか。
私自身が長年悩み続けた「私という人間の価値」について書きました。