見出し画像

子どもができごと/結果から自ら学ぶ4ステップ

子どもの言動に、ほんと、わかってんのかな~!?!?
と不安になることありませんか?

例えば、
なにか失敗をしたとき、反省の色が見えない
勉強の問題で間違えてもへらへらしている……

何も感じないの?
大丈夫ですか?!

と。


****

子どもの学ぶ力&自己肯定感アップコーチ
若林かおりです

◎子どもが自分の才能を伸ばすために必要な4つの力
やり抜く力/自分で考えて決める力/自分をコントロールする力/コミュニケーション力
を伸ばします!

「学ぶ力(ちから)塾」

****

「できないことを悔しいと思う。
その悔しい気持ちが、やってやる! という気持ちになって、成長につながる。」

これって、なんとなく「がんばれる子」の特徴のように思いませんか?

宿題


私自身振り返ってみても、
本気で目指しているものほど、取り組んでいるものほど、
うまくいかないことが悔しかったし、次はうまくいくよう頑張る力にもなってきました。


ですから、
逆に、子どもが、悔しさを見せない! 危機感を持たない!
となると、本気度を疑ったり、「大丈夫か?」と不安になったりするのかもしれません。


でも、
悔しそうにしない、本気で取り組まない子どもにしているのは、
実は、私たち親なのかもしれません…。


と、思ったのは、我が娘のこと。


ある日、娘が問題集を目の前に泣いていたんです!!

とっても驚いたので、「ど、どうしたの?!」
と、聞いてみましたら、

「こんな試験前なのに間違ってばかりで、全然解けなくて、悲しい……」とのこと。

私はこの言葉にさらに驚きました。


えぇ! あなたにもそんな感情がありましたの?! と。


と、いうのも、ここ最近私は、娘の緊張感のなさ、勉強に対する他人事っぽさがどうも気になっていたんです。


娘はその時中学の入試試験直前!

なのになのに……問題を間違えても、悔しがらない。
間違えた理由などをしっかり振り返ろうとしない。


その様子に、
大丈夫かな~?(かな~?なんて甘いつぶやきではありませんでしたが(笑))
なんて思っていたのでした。


でも、娘の涙を見て
「あー、本当は悔しいとか焦りとかあったんだ」と驚いたのでした。


でも、なぜ、これまではそれが見えなかったんだろう???

そして、ハッとしました。


本人が、悔しい、焦り、不安の気持ちを味わう前に、
私は余計なことをしていなかったか? と。

おかしいな

…うーん……余計なこと、していた、な……と。


私がしていた!
という心当たりは、


間違えた問題を見つければ、
「そこ直さなきゃね」
「そこ、この前と同じところじゃない? もう一度ね」

過去問題の結果を見れば、
「ここが弱点だね」
などと、先走って、子どもにアドバイス。


悔しい、なんで! と自分の心の動きを感じ取る前に、外側から私の言葉が入ってくると自分の気持ちを味わうことができません。


また、その繰り返しで、間違うと
「お母さんに何か言われる!」
と、自分を守ろうとしたのかもしれません。


自分の気持ちを味わうためには、
安心して気持ちをその子のペースで味わえる時間、環境が大事です。


子どもがよく言う、
「(言われなくても)わかってるよ!」
という言葉は、

親のペースに子どもを引きずっているのかも。

子どもが出来事から次の行動に進むステップはこんなふう。

STEP1 出来事
STEP2 味わう
STEP3 消化する
STEP4 次の行動を考える


STEP2で、ちゃんと「嫌な気持ち」を味わうことで、
次の行動に意味づけができて、次は「いい気持ち/気分」を味わうために頑張ります。


大人はついつい
で、どうするの?
とか
こうしたらいい
なんて先走ってしまって、

さらには、
「悔しいと思わないの?」なんて言ったりして。

↑全部私(苦笑) 反省です。

反省

子どもの心の中で何が起こっているのかは、私たちには知りえません
そして、
子どもの変化はすぐに起きるものではなく、徐々にゆっくり長い時間をかけて成長していくもの

しかし、
私たちは、目にみえたはっきりした変化を望み、また早い変化を求めてしまいがち。
そうして、
私たちは余計なことをして、学チャンスを奪ってしまう、子どもの成長の芽を摘んでしまう。


子どもがちゃんと自分の心を感じとり、向き合い、成長していくために親に必要なのは、


言葉減らすこと(黙ること)
関わらないこと


もちろん、必要な時を見極めて、必要なサポートを出すことも大事ですけどね!


子どもにもし、不甲斐なさを感じ、モヤモヤしていたとしたら、
子どもが感じ、学ぶことに十分時間を与えてあげているか?

余計なことをしていないか? を考えて、それをやめてみると変わってくるかもしれません。

今日もよんでくださり、ありがとうございます^^*
あなたのお役に立てられていたら嬉しいです。

コア・クリエイション
若林かおり

追伸 

ちなみに、これに気付いて、余計なことをやめた私。
娘は、受験前の不安をたっぷり味わって表現しています。

改めて…私が邪魔していたんだな~。
と思ったのでした。

と、同時に、親がコーチでいられる限界も感じました。
コーチングができる親になることはお勧めしますが、
コーチにはなりきれないし、なってはいけないってことです。

その話はまた次回したいと思います。

*****
コーチングで娘の中学受験サポートすること5ヶ月
不可能と思われた中学入試に合格! どんなサポートを? すべて書いてます!

◇夢

・子どもが一人一人が大切にされ、自分自身に価値を感じられる
・子どもが、自分も相手も思いやり大切にする力をもつ
・子どもが未来に希望を感じ、自分の力で社会を創造できると思える当事者意識の持つ
そんな教育を目指したい



いいなと思ったら応援しよう!