取らぬ狸の皮算用を未来への確かな道しるべに変える仕掛け

動画の中で新しく事業を始めるための設計図を作ることを難しくしている9つの理由をお伝えしています。

その中の一つが、「最初から全体像よりも枝葉の細かいところばかりを考えがちになる」ということです。

例えば、何か新しいことを始めようとミーティングをしたとします。

「これをやってみよう」「こうやったらいいんじゃないか」という活発な意見やアイディアが出て、ミーティング自体はすごく盛り上がります。

盛り上がってやる気になっていますから楽しいですし、やろうとしていることは決して悪くありません。しかし、具体的な作業内容のことに集中してしまっていることに気づきません。

最終的には必要なことではありますが、その事業に取り組む目的も決まっていなければ、やるべきことの本筋も何も決まっていないまま細かすぎる枝葉の部分だけで進めようとすると、どうなると思いますか?

どこかの時点で立ち消えになります。

「これやってみよう」「あれやってみよう」の掛け声だけで終わるということです。

これは本当によくあることなんです。

結局、実現可能な形にならないということですから、また別の企画を考えてはみるものの同じことを繰り返すことになります。

それに、これまでやってきたことが上手くいっていればいるほど、そのことに固執もしてしまいますので、ますます「新しいことに取り組む」ハードルは高くなるというわけです。

そして、動画でご紹介している他の8つの理由も絡んでくると、完璧にあきらめてしまうかもしれません…。あぁ~もったいない!

新規事業で最初の設計図を作るのに必要なことは、この3つです。

・事業全体を見て仮説を立てられること
・客観的かつ適切なフィードバックがあること
・今日のタスク(今日やる行動)が明確であること

この最初の設計図は作って終わりではありません。仮説と検証を繰り返しながら自らの手で進めて行けるものでなければ意味がないからです。でも、最初のハードルを突破できたら、あとは自信を持って進むだけ!

同じメンバーだけで考えていると発想も偏りますから、別の人の力を使うというのは有効な手立てです。発想が偏ることも動画でお話ししていますので、ぜひご覧ください。

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岩井徹朗@座組み作りの専門家
サポートは、マインドの感情とマネーの勘定を整えることで、自己成長につながる研究費に活用させていただき、得られた気づきをnoteへの記事に投稿する形で還元します。