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不安を解消する術を過去、現在、未来の流れの中で見つけ出す

過去、現在、未来。

時間の流れの中で考えてみると、もし、いま不安を感じているとしたら、「現在~未来」にかけてのことが対象です。

このような場合、現在の状況を明らかにして、目指したい未来の姿を明らかにすることで、不安を解消することがよく行われます。

「この先どうなるのだろうか?」

という疑問に対して、自分として明確な未来の姿がイメージできていないと、どうしても不安に陥ります。

では、明確な目的なり、目標なりが分かったらOKかと言えば、どうでしょうか?

もちろん、明確な目的や目標が定まると、不安なく行動を続けられる人もおられます。一方、いったん不安がなくなっても、また、しばらく経つと不安に陥り、また、行動が止まってしまう人もおられるのではないでしょうか。

私の場合は後者です。

その際、自分の「過去~現在」にフォーカスすることで、不安は解消できないまでも、不安になっている時間を減らすことはできます。

弊社では、感情にアプローチして、本人の価値判断の基準(=コアコンセプト)を言語化することに取り組んでいるのですが、それは「過去~現在」に焦点を絞って、自分自身と向き合っていただくプロセスになります。

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そこでは、感情に紐づいた形で自分の思考の癖を自覚することで、「どういう状態なら自分がもっとも力を発揮できるか(=セルフイメージ)」を言語化します。

その後、「現在~未来」にフォーカスをあてて、「どういう世界が理想なのか(=ビジョン)」と、「その実現に向けて何をするのか(=ミッション)」を明らかにします。その際、自分の感情と思考の動きを踏まえた上で、ビジョンとミッションを決めて、行動するので、迷っている時間を大幅に減らすことができるのです。

けれども、そうは言っても、昨今のように自分を取り巻く環境が大きく変わると、どうしても不安になります。

不安を感じること自体は悪いことだとは思いません。そして、不安を感じないことに力点を置いてしまうと、自分の感情に蓋をすることになるので、かえって危険です。

一方、不安を感じ続けて、行動を止めてしまうことは、一度切りの人生ですごくもったいないと感じています。

そこで、クライアントさんには、自分のビジョンやミッションを決めた後で、行動している中でまた不安に陥った場合は、

自分の価値判断の基準に立ち戻って、「何を一番不安に感じているのか」
自分のセルフイメージから俯瞰した場合、「どう行動すれば、その不安を解消できるのか」

を考えましょうとお伝えしています。

結局のところ、人からいくらアドバイスを受けても、最終的に自分の不安を解消できるのは自分でしかありません。逆に言えば、不安を解消するプロセスを自分以外の人に依存してしまうと、せっかくの自分の人生を他人に委ねてしまうことになります。

皆さんは自分の中で不安を解消できる術を持っておられるでしょうか?

関連する専門コラムは「モノが売れない時代に求められるのは、動じても自力で戻れる心」

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不安な時代に心が乱れるのは当たり前という前提で、乱れてもすぐに戻れる術にフォーカスを当てる

です。

サポートは、マインドの感情とマネーの勘定を整えることで、自己成長につながる研究費に活用させていただき、得られた気づきをnoteへの記事に投稿する形で還元します。