ビジネスの根本原則である自由意志の原則に則って、会社を経営する
ビジネスの根本原則を再確認する必要がある。それは「自由意志」だ。
ベストセラー「ストーリーとしての競争戦略」の著者楠木建さんが書かれた「経営センスの論理」の一節です。
楠本さんによれば、
経営者と話をしていると、よく出てくる言葉が「生き残りのため」、そのためには「グローバル化せざるを得ない」「ビジネスモデルを転換せざるを得ない」とか、「ざるを得ない」というけれど、そもそも誰も頼んでいない。
誰からも頼まれていない、誰からも強制されていない、商売は自分の意志でやるのだ。
という訳です。
この一節を読んだ時、目から鱗が落ちる思いでした。
私も時々セミナーをやりますが、「広告費をカバーするには最低10人は集めざるを得ない」「契約に結びつけるには、定期的にセミナーを開催せざるを得ない」という発想に陥りがちです。
しかし、セミナーをやるかやらないかは私の自由意志であって、誰からも頼まれていません。また、セミナーで10人集めることを誰からも強制されていません。
本来は、「今度のセミナーは10人集めよう」「これからは毎月セミナーを開催しよう」という意志表明だけがあるべきものです。
まさに当たり前のことなのですが、目の前の課題に取り組んでいると、ついつい「ざるを得ない」と考えがちです。
中学校の時に習った英語で「ざるを得ない」はcannot help ~ing。そして、cannot help ~ingの類義語はmust。
16期目に入って10日目、起業した時の原点を忘れずに、must から will へを意識して今期を乗り切ります。
過去の反省を踏まえての動画は「こちら」↓ ↓ ↓
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