
商品が売れるためにノウハウやビジネススキルよりも大切なこととは?
商品やサービスが売れるために必要なことは何でしょうか?
それは「お客様が欲しいと思っているモノを提供する」ことです。
しかし、残念なことに、この「お客様が欲しいと思っているモノ」を見つけるのはそう簡単なことではありません。なぜなら、お客様は自分が欲しいと思っているモノを正しく把握しているとは限らないからです。
私もクライアントさんから「こういう仕組みが欲しい」というご要望があったので、その意向に沿って提案書を作成して説明したところ、「自分の欲しいモノとは違う」と言われたことがあります。
こちらからすれば、「前回、これが欲しいって言ったじゃん!」と思わず反論したくなりました(汗)。
しかしながら、
お客様が自分の欲しいモノを正しく言語化できていない
↓
具体的な提案を形として目にすることで、欲しいモノがよりハッキリしてくる
ことがあります。
したがって、「お客様が欲しいと思っているモノを提供する」ためには、表面的な言葉に惑わされずに「根気よく本当に欲しいモノは何かを探る」というプロセスが必要です。
では、「根気よくお客様が本当に欲しいモノを探る」ためにはどのようなことが必要でしょうか?
いろいろあるかと思いますが、一つには「自分を薄めること」です。
つまり、前回言われたことをベースに一所懸命に考えた提案書を否定されて、「前回、これが欲しいって言ったじゃん!」とキレているようではダメです(苦笑)。
この場合、心の中では「自分は正しいことをやっているのにどうして認めてくれないんだ」というように関心の矢印が自分に向いています。
言い換えれば、「自分は悪くない」「自分は間違って理解したとは思われたくない」という自己防衛本能が働いているのです。そして、このこと自体は人である以上、ある程度やむを得ないことかもしれません。
しかしながら、そこから一歩踏み込んで「根気よくお客様が本当に欲しいモノを探る」には、頭をさっと切り替えて、「では、この提案の内容が違うとすれば、どういう課題を解決したいのだろうか?」と冷静に思考を巡らせる必要があります。
その際、「自分が相手からどう思われているのか?」などは関係ありません。
自分を薄めて(捨てて)、「根気よくお客様が本当に欲しいモノを探る」ことに集中できるかどうか。
その際、聴く力などノウハウ的に身につけた方が良いものもあります。けれども、それよりももっと大切なのは、「まるごとの自分を受け入れる」ということ。
つまり、たとえ頑張って作った提案が全否定され、相手から「お前、バカじゃないの?」と思われても、そういう自分も含めて「まるごとの自分を受け入れる」ことができたら、
感情を主体的にコントロールできる
↓
思考の力を使って、次のステップに踏み出す
ことが可能になります。
私も起業してからコーチングなど聴く力を身につけるために、いろいろと学んできました。
しかしながら、いくらビジネススキルを学んでもベースの部分で「まるごとの自分を受け入れる」ことができないと、学んだスキルやノウハウを仕事で活かせないのを痛感しています。
なお、弊社では「まるごとの自分を受け入れる」ために、3ヵ月の個別セッションを行っています。
先日も3ヵ月間の個別セッションを終えて半年ぐらい経過したクライアントさんのフォローアップのミーティングがありました。
部品メーカーにお勤めされているのですが、以前はご自身のことばかりお話しされていたのに、直近のミーティングでは自分のお客様のことをしきりに話題にされておられたのが印象に残りました。
ご自身の営業の成績もアップされているご様子でしたが、おそらくまるごとの自分を受け入れつつあるため、関心の矢印が自分ではなく、お客様に向かっているのだと思われます。
ミーティングの最後には「自分は部品を売っているのではなく、可能性を売っている」という力強い言葉!これからのご活躍がますます楽しみになってきました。
まるごとの自分を受け入れる
↓
自分を薄める
↓
根気よくお客様が欲しいモノを探る
↓
お客様が欲しいと思っているモノを提供する
↓
自社の商品やサービスが売れる
という流れを作っていきたい方は、まずは「体感セッション(1回90分)」をお試しください。きっとお値段以上の体感を得られます。
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