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【賃貸DIY】貼ってはがせるのりでアクセントクロスを貼ってみた。
年が明けて、早くも1/3が経とうとしています。今年最初のnoteは、お正月休みにアクセントクロスDIYをしてみた記録を書いてみたいと思います。アクセントクロスに関しては、noteでは度々書いていますが、今回は賃貸マンションの事務所部屋の壁に、貼ってはがせるのりで実際にアクセントクロスを貼ってみました。
まずは、クロス選びから。サンゲツとリリカラでサンプルを取り寄せた中から、さらに選ばれし候補がこちら。
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全てサンゲツで、品番は左上からFE76092(グレー)、FE76039(グレージュ)、FE76036(濃いブルー)、FE76097(薄めくすみブルー)、FE76096(くすみ水色)、下段左からRE53559(グレージュ)、RE53564(くすみラベンダー)です。
床が大理石調のジョイントマット、家具が白なので、壁があまり濃い色だと浮きすぎる(でも、薄すぎてもつまらない)、建具枠がねずみ色っぽい変なグレーで塗装されている(しかもマスキングテープ上貼でもハゲそうで色は変えられない)のでグレージュだと枠と合わない、などなどハゲそうなほど考えた結果、やっぱり最初に「これ好き♡」と思ったRE53564のくすみラベンダー(画像右下)に決定。楽天の壁紙屋本舗さんで購入しました(↓のリンクだとSGA-2423がRE53564です)。
ただね。このシリーズの壁紙、塗装風なんだけど、画像上段のシリーズと比べて柄がほとんどなくフラットで、貼るの難しいんです。クロス屋さんが普通に貼っても、不陸や継ぎ目が目立ちやすい壁紙で、職人さんに嫌がられるやつ・笑。しかも、画像のように端が丸まりやすくて、これに後から苦しめられることとなります。。
壁紙を貼るのに用意した道具はこちらです。壁紙と一緒に購入しました。この他、はみ出したのりを拭くスポンジや雑巾を用意。
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そして、貼ってはがせるのりがこちら。
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レビューを参考に、前日のうちにのりを作っておきました。レビュー通り、水の量も少なめに。今回貼るのは国産クロス約9.2m分だったので、のりは1/3量の60gを使用で、ぬるま湯1.5L弱で作りました。ドロッとツノが立つくらいです。
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作業当日は、壁際の家具をどけて、床の養生も忘れずに。糊のついた壁紙の切れ端が床に落ちるので、床を養生しておかないと汚れます。あと、国産壁紙を使う場合は、壁紙にのりを塗るのに、壁紙を広げられるスペースも必要です。家具や荷物を移動する時にスペースを確保しておくのをお忘れなく。
作業中は写真を撮る余裕がなかったので、貼り方はこちらがわかりやすいです。
説明にもある通り、のりはたっぷりめに塗った方がいいです。貼ってはがせるのりなので、普通のクロスのりより接着が弱く、特に国産クロスは幅広で重さがあるので貼ってる途中で重さに耐えきれず落ちてきやすかったです。あと、切った端も接着力が弱く浮いてきやすいので、切った後のりを再度付け直してなでバケで押さえたり、ローラーをかけました。この壁紙は先述の通り、端が丸まりやすくのりを足しても足しても、丸まる力の方が強くて浮いてしまうところもありました(あまりおすすめはしませんが、どうしても浮いてしまうところはコーキング代わりに木工用ボンドを入れちゃいました)。
では、Before/Afterをどうぞ。
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ついでに、黄ばんでいたコンセントプレートもモルタル調のリメイクシートを貼りました。
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壁が白いままだと、何かを飾ってもいまいちパッとしないな~とずっと思っていたので、やっとアクセントクロスが貼れました。はがせることが前提なので、コーキングが入れられないので継ぎ目もやや目立つし、細かいところの失敗もあるけど、初めてにしては上出来ではないかと(仕事柄、職人さんが貼ってるところはよく見るけど、自分で貼るのは初めてでした)。この壁、オンライン会議をする時の背景にもなる位置なので、ずっとなんとかしたかったので満足です。あとは、原状回復時にうまくはがせることを信じて(元の壁紙の状態や大家さんの動向から、私が退去した後、この部屋のクロスは張り替えられることが想定されるので多少手荒なこともしていますが、DIYをされる際は、原状回復ができるか十分にご注意の上、おこなってくださいね)。
どなたかの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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