嵐のコンサートに行きたくなった話
コロナウィルスが全世界的に流行っている今、今年の東京オリンピックは開催延期か、中止になると思う。でも、そうなったら嵐の解散も先に延びるのだろうか?ま、そんなことはないか。
ネットフリックスが独占で配信しているARASHI's Diary -Voyageの中で大野君が言っている、
記者会見では3年って言ったけど、10年だぜ!
と。記者会見でも、公式メッセージででも、
2017年6月中旬、僕はメンバー4人に集まってもらい自分の気持ち、思いを話しました。その内容は、2020年をもって自分の嵐としての活動終えたいと。
3年ということになっているけど、大野君は10年前にこの話をして、活動を終えたいという気持ちをもって10年を過ごしてきたことがわかる。
2020年3月14日現在、ARASHI's Diary -Voyageは第4話目まで配信されている。
私は嵐ファンではない。ただちょっと他のグループよりは多少は縁があるだけである。以前に会社の同僚(同僚といっても20歳以上うえの女性)の嵐ファンがコンサートに行くときに、団扇をつくってあげたことがあるとか、嵐の某メンバーがサークルの後輩のクラスメイトで、よく、
あいつ、全部授業ちゃんとくるんですよ!
って言っていたこと聞いていたり、その某メンバーの親が自分の高校の先輩であったりするくらいのうっすい縁だ。
特に嵐の楽曲も聞くこともなければ(もちろんサビを知っている曲は数曲ある)、テレビ番組を見ることもない。もうデビュー20年というのに、メンバーも名前も松潤と櫻井翔の2人しかフルネームを言えない。
そんな私が今、嵐のコンサートの行ってみたいなーと思っている。本当に行けるかは別にして。やはり、それはARASHI's Diary -Voyageの影響だと思う。
でも、やはり嵐の歌には興味がない。興味があるのは演出である。松潤がどう考えてこの演出をしたのか?この曲順にしたのか?このメンバーの立ち位置を決めたのかを考えながら、会場で松潤の頭の中をトレースしてみたい。
言い方はアレかもしれないが、ARASHI's Diary -Voyageの2~4話を見ていると、松潤はサラリーマン的には仕事ができない人に見える。決めない、迷う、出戻りする、直前で変更するなど、かなりの優柔不断に見える。サラリーマン的には。
でも、それはアーティスト、総合演出家としてみるとそれは違ってくるのかもしれない。
直前まで、会場に来てくれるファンを喜ばすため、驚いてもらうため、ぎりぎりまで最善手を考えている。また、メンバーそれぞれの魅力を最大限に引き出すために、自分の寝る時間を削り考え抜いている。
そんな松潤を手放しで褒める櫻井翔と二宮くん。そして、松潤が好きなアナゴを松潤が食べるまでは我慢しているメンバーたち。
やはりそれはサラリーマン的な仕事をしている人間には計り知れない重圧と、より良いものを作りたいという高い理想の現われであるのかもしれない。
ただヒゲは濃い。
家族と話をしながら夕飯を食べていたら、嵐の話になった。
え?おれ、嵐ファンじゃないよ
と言ったら、
ええええええええええええ!!!嘘でしょ。あんなに楽しんでネトフリ見てんじゃん!!!
と妻に言われた。
いや、俺、別に嵐のファンじゃねーしー。
ただ、松潤が何を考えてこの演出をしたのかを考えながら嵐のコンサートに行ってみたかったなぁとは思う。
もっとはやくこの企画があればよかったなと思いつつ、20周年と活動休止が重なってできた奇跡だからしょうがないのだけれど。
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