[電子書籍版]Oculus Goで動くVRアプリをUnityで作ろう
技術書典6で頒布する技術書の電子書籍販売はBOOTHでも行っていますが、せっかくですのでnote上にも公開します。noteに慣れた方はぜひこちらからどうぞ。
本の内容
電子書籍(PDF & Dropbox Paper)/全142ページ
最近の気になるテクノロジーをコピペするだけで、もしくはそれくらいの気軽さで楽しめるチュートリアルコンテンツを配信している「コピペテック」の総集編その2。こちらのテーマは「VR」です。Oculus Goで動くVRプログラムをUnityを利用して作っていきます。
Oculus GoはFacebook傘下のOculusが開発/販売しているスタンドアローン型のVRヘッドセットで、従来のPlaystation VRやOculus Riftの様に母艦となる端末(Playstation4やPC)を必要とせず、Oculus Go単体でVRを試せること、23,800円からという比較的お手頃な価格設定で注目を集めました。
今回は「Oculus Goプログラミング」になりますので、コピペテックするためにはOculus Goが必要です。決して安い買い物ではないため、コピペテックのために買えとは言えません。既に購入してはいるものの、ひと通り試して箱に眠らせている方や、あれこれVRコンテンツを試している中で、その作り方に興味を持たれていましたら是非お試しください。
この本にはOculus Goで動作する2本のゲームをUnityを使って作るチュートリアルが含まれています。
チュートリアルに沿ってUnityを操作したり、必要なソースコードをコピペしながら進めていくことで、少しずつゲームが作られていく過程を体感することができます。
ソースコードの細かい解説はしていませんが、コメントは比較的しっかりと記載しているため、コードに触れることに慣れている人であれば理解していくことができると思います。コードを書くことに興味がない人も、ただコピペしながら進めていくだけで「あーVRゲームってこんな感じで作るのかー」と、その片鱗を楽しみながら感じることができるでしょう。
2つのゲームはどちらも遊ぶと案外面白く、ソースコードや設定をちょっと修正すれば自分の好みに合わせてカスタマイズすることも可能です。ブロック崩しのブロックを消して壁打ちゲームにして遊んだりするのもオススメだったりします。
動かすだけならPC上でも可能ですので、ぜひ試してもらえると嬉しいです。
以下、各章について簡単に解説します。
3時間でできるはじめてのOculus Goプログラミング「VRブロック崩し」
まずは入門編です。Oculus Goプログラミングをはじめるための開発環境の構築(UnityやSDKのインストール)から順を追って解説します。
面倒でちょっとしんどいインストール作業が終われば楽しいゲームプログラミング。チュートリアルに沿って進めていく中で徐々にゲームが形を成していく過程はコピペであっても楽しめると思います。
私たちの「コードが書けない」メンバーがこの章を終えるのにかかった時間は2時間45分。ぜひ楽しみながら挑戦してみてください。
Oculus Goで動くVR脱出ゲームをUnityで作ろう
この章では脱出ゲームの開発に挑戦します。
ブロック崩しと異なるのは室内の「移動」ができること。慣れていないと(慣れていても?)酔いがちなVR空間内での移動を酔わないように頑張っていたりもします。
この章ではタイトルの文字や各パーツの装飾にもちょっと力を入れていて、よりゲームらしく、かっこよくしています。
私たちはこの類の開発のプロではないため、かっこよくとは言ってもそれなりですが、プロのようなコンテンツを作るために何を頑張る必要かあるのかは掴めるのではないかと思います。
前章よりもかなりボリュームがありますが、前章で環境構築を済ませていれば、同じく3時間程度で完成させられると思います。
電子書籍(PDF版&Dropbox Paper版)について
電子書籍版はPDF版とDropbox Paper版の2種類を提供します。Dropbox Paper版がなぜ必要だったかについてはこちらもご覧ください。まあ、コピペテックなのでコピペしやすい形で提供したかったことが主な理由です。
PDF版
PDF版は紙の書籍とほぼ同じ内容ですが、電子データですので画像がカラーになっているので見やすいかと思います。また、各種ハイパーリンクも生きているのもらラクかもしれません。
Dropbox Paper版
PDFも良いのですが、PDFの場合はソースコードのコピペがうまく行きません。その対処策として用意したのがDropbox Paper版です。ソースコードのコピペがしやすい他、youTubeの動画が埋め込まれているため、実は最も読みやすいのはDropbox Paper版なのではないかと思います。
PDF版のダウンロード、Dropbox Paper版へのリンクはこちらから
ダウンロードや参照はこちらからどうぞ。
PDF版
Dropbox Paper版
では、ぜひお楽しみください。
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