イ・ジョンジェの「ハント」をひと足早く観たら奥さんが不機嫌になったこと。
機内で韓国映画「ハント」を見つけてラッキー。
イ・ジョンジェが脚本監督した2022年公開作品。カンヌでも上映された話題作だ。日本では9月公開だそうだ。奥さんが観たくてたまらん、と言ってたのを思い出す。
冒頭、「これはフィクションです」と断ってから、いきなりワシントンで韓国大統領襲撃のあり得ない大立ち回り。この事件を機に、80年代、旧KCIAの安全企画部で、海外班と国内班では互いに北のスパイがいると密告される。こりゃ大変、組織の全員がスパイ容疑者かもしれないと、猛烈な監視合戦と拘束拷問の取り調べが続く。その間も大統領暗殺計画が進行しており、事態はヒートアップしていく。
イ・ジョンジェは海外班の部長、仲良しチョン・ウソンが国内班の部長。疑いながらもキャッキャしてるんだよな、この二人。
東京やバンコクなど、韓国内ではあり得ないスケールのドンパチが延々と繰り広げられて、まぁとにかく飽きない。逆にストーリーが「フーダニット」を引っ張るので、設定や役名を見失うかも。
ネタバレになりそうな配役もエキサイティングで、日本公開されたらもう一回行くかなw。
「見たよ」とLINEしたら、奥さんがものすごく不機嫌なスタンプを送ってきた。