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【博多】鶏のたたき@フードウェイ・マックスバリュ
はじめに
みなさんこんにちは!
肉刺しって興味ありますか?
普段お魚はお刺身で食べる事はあっても、衛生面や法令などの問題で肉類のお刺身って食べる機会があまりないですよね。
豚は別として牛はローストビーフやたたき程度、メジャーどころの生食は馬かと思います(沖縄では山羊を刺身にして食べる文化もありますが)。
鶏肉も一般的には火を通す食材かと思いますが、九州の一部地域では鶏のお肉をお刺身としていただく食文化が今もなお存在し、なんと一般的なスーパーで購入して食べることができるんです。
馬刺しも通常は冷凍品が置いてあるのに対し、鶏のたたきは買ってすぐに食べられるお惣菜感覚でお店に置いてあるのも特徴的なんです。
この記事では2022年福岡旅行した際スーパーで購入した肉刺しの話題を記していきたいと思います。
※一般販売されていますがお子様や妊娠されている方、体調のすぐれない方の生食はお勧めしませんのでご注意ください。
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お店の場所
今回利用したスーパーは「フードウェイ中洲食小町ゲイツ店」と「マックスバリュエクスプレス大名店」の2店舗です。
フードウェイは九州を中心に関東にも出店しているスーパーで、地下鉄中洲川端駅と地下で直結したビルにあり利便性のとても良い場所にあります。
特定日以外24時間営業しているので帰りが遅くなっても買い物ができこの近辺で宿を取っていた今回の旅行では大変重宝しました。
マックスバリュは繁華街天神エリアから西に歩いたところにあり、半ば住宅街に溶け込むように立地しているので初めて向かうときは「こんなところにスーパーあるんだ」というちょっとした驚き。
こちらも24時まで営業しているので居酒屋で過ごさずホテルで晩酌したい方には利用しやすいですね。
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外観・内観・お料理
さてさて今回の旅行でスーパーで鶏のたたきが購入できるという事を知ったのはとある中州の飲食店から始まりました。
福岡旅行のメイントピックスとしてカフェ巡りとローカルフード探訪をバーテンダーに告げると「鶏のたたきならそこらのスーパーで購入できますよ」と。
この時は福岡のうどんと天神エリアの立ち飲み店しかチェックしていなかった為、鶏のたたきの話題を偶然口にしたことでこの先4泊毎日の夕飯が鶏のたたきの連続になったという事はさておき、貴重な話題の提供を頂くことができ早速そのお店を後にした後一軒目にご紹介したフードウェイへと足を運んだのでした。
関東圏にもあるとはいえ初めて見た店舗、広さは中規模といった感じでお総菜コーナーもしっかりあって、ささっと買い物してホテルに籠りたい私のような人にピッタリ。
鶏のたたきはどこだ~と散策、生肉のコーナーにはなく肉加工品のチルドコーナーにありました。
時間は22時を過ぎ値引きシールも貼ってある時間帯、それでも鶏のたたきは製造加工メーカーを違え何種類かありました。
更にグレードもあるのかパッケージの大きさの他に鶏の部位違いでお値段も変わるようですね。
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九州らしい食材も別途購入してホテルで夕飯、中州といえば屋台だとかとんこつラーメンだとかもつ鍋だとか、非日常的な料理でとっても魅力的なのですがもう体験済みという事と一人前を食べきれない事がある程に少食になってしまったこともあって、気兼ねなく食べられるホテルの自由度に安心感。
さっそくパッケージを開けてタレや薬味inも確認、お惣菜って家で食べるからタレとか醤油とかいらないよね?という感じで入っていないパターンもありますが、鶏のたたきにはそういったものが全部入っていて購入品内で全て揃っている気遣いって嬉しいですよね~。
遂に鶏のたたきとのご対面、お肉の赤さ加減が加熱しなくちゃの思考が巡る中そのままで良いのですというゴーサインで上書きされるワクワクの瞬間。
早速いただくと鶏肉らしいねっとり感が強く、生の鶏肉なんだな~という実感。
特に皮は炙ってあることで香ばしく、より歯ごたえがありコリコリと噛むほどに甘みの広がる不思議な部位で、皮がついているからと言って臭みがあるとかは全くありません。
全体的にさっぱりした味わいでももの部位が歯ごたえとうまみが強く感じられ、むねの部位はさっぱり頂ける感じですね。
これと九州らしい甘い醤油がとっても合うので、肉刺し好きな方には刺さるだろうな~と思いました。
こうして鶏のたたきとの邂逅を果たしたわけですが九州エリア以外ではまず食べられない食文化、更にはこれが居酒屋や専門店でないと食べられないというわけではなく、地元のスーパーで購入可能という特別なものではない身近な料理であることが発見できとてもうれしい気持ち。
この事象を体験し食したことでローカルフードを贅沢に食べるという目的はスーパーでも達成できるものだ、という答えに行きつきました、感涙もの。
そんな一日目を終え翌日も予定をこなしスーパーへ買い出しへ。
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二日目は二軒目にご紹介したマックスバリュへ向かい同様に肉加工品のあたりへいそいそと向かうとありました!
昨日と同じような時間帯に来店しましたがやはり値引きシールを貼り残っているところを見ると一日を通してかなりのボリュームを販売しているのだろうなぁというのがわかります。
この日は2パック購入し同様にホテルで晩酌、鶏もものたたきが一人前300円程なのだから一つ多く買っちゃいますよね。
薬味として玉ねぎのスライスも入っていて、これが甘さのアシストをしているのとねっとり感触とシャキシャキしたコントラストがまた楽しい。
殆どの部位に皮が付いていましたが、この皮がある事で弾力がより増し噛むほどに甘みが出るのはどれを買っても変わらない感じです、実に美味しい。
う~ん、これ程の満足感あるなら私は居酒屋行かないわ、としみじみ思いながら晩酌を続け二日目も終わり。
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三日目と四日目は再びフードウェイを利用し、福岡県産のお刺身類と併せ鶏のたたきを楽しむことに。
前回とは違うパッケージを購入し分かったのは少し値が張る商品はたたきのグレードも上がるようでよりうまみを感じる気がしました。
連日スーパーを利用しましたが品切れしていることがほぼ無かったので地元でも希少で買えたらラッキー、みたいなこともなくやはり日常的に食されているんだなぁと感じました。
一パック一人前ぐらいが300円から500円程度で購入できるのでちょっとつまみたい方にもおすすめですし、たんまり食べたいという方にも大変リーズナブルですから、ホテルで静かに食事を楽しみたい方にぴったりですよ。
4日連続で頂いてみた結果ですがそもそも鶏のたたきがさっぱりした味わいで、皮がついているからと言って脂っぽいとかもなく食べていて飽きが来ないんですよね、なので私はこれから毎日食べ続けてもいいなぁぐらいのお気に入り。
また福岡に旅行することがあれば再び実践したいローカルフード満喫紀行でした、ごちそうさまでした~。
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おわりに
偶然交わした会話から鶏のたたきに巡り合うことができ、毎日食べられる充実した旅行を過ごせました。
特にその地域だけで食べられているというローカル感だけでなく、いろいろな要因がありその地域でないと食べられない特別感が肉の生食に内包されている事でより印象深いものとなりました。
昨今ではレバーの生食も規制されこれから肉の生食にも規制が及ぶ可能性も十分にあり得ます。
九州旅行される際に鶏のたたきに興味ある方いらっしゃったら気軽に購入できる地域のスーパーに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
重ねて注意喚起ですが、お子様や妊婦の方、ご高齢の方や体調が思わしくない方の肉の生食は食あたり、それ以上の症状を引き起こす可能性もありますから慎重なご判断のもと召し上がってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾