【太田】太田焼きそば@もみの木
はじめに
みなさんこんにちは!
らーめんってご当地フードとして名高いですが、同じ麺類の焼きそばにも地域性があって具材や味付けに特徴があったりしますよね。
以前群馬県の太田市に出向いた際、中々訪れない地域ならばせめてローカルフードも堪能しようと探していた結果、地域に溶け込む焼きそばを発見したんです。
この記事では2021年に伺った「太田焼きそば」を提供する店舗をご紹介したいと思います。
お店の場所
今回伺ったのは「もみの木」さんです。
東武太田駅南口から徒歩20分ほどの所にあります。
市役所北側「バーバンク通り」を西進して左手にガソリンスタンドが現れたら次の路地を右折すると店舗が見えてきます。
割と広い道路ですがバスは通っていないようなので駐車場もあるので車を使うか徒歩でひたすらという手段となります。
外観・内観・お料理
深緑な暖簾が趣きある店構えは大通りから一つ入った住宅街に佇み周りに溶け込んでいます。
お店に入る前からメニューが掲示してあり何を注文しようか店外でわくわくできます。
来店当時は感染症対策の為入店規制をしていた事も有り大人数での来店が不可であったりとお店も客人も難儀していましたが、私はお一人様でしたのでとりあえず満席ではなかったランチ時にすんなりと入店できました。
店内は入るとすぐに厨房が見え左にすっと入っていくと右手にカウンター、左手にテーブル席となっていて20人ぐらい入れるぐらいのスペースとなっています。
カウンター端には「アウトレット」と書かれたテイクアウト用の焼きそばも置いてあり、作り置きしておいた商品はお手頃価格で持ち帰りも可能なようです。
メニューは太田焼きそばをメインとしているのか表の一番上にかいてあり、サイズと辛いソースを使用するかなどで分かれています。
またトッピングにから揚げを付けるのもこちらのお店では割とポピュラーのようでした。
他元祖となっているぐんまちゃん焼きは千切りキャベツや挽き肉が入りソースも変わる等で太田焼きそばとは違う作り方となっているようです。
ライスも用意があるのでもつ煮などと併せて定食にすることも可能で甘味も置いてあり、定食屋としてだけでなく地域の休憩スポットの様な立ち位置でもありそうですね。
太田焼きそば初挑戦の私はトッピングがあって標準的なメニューの「から揚げ焼そば」を注文、この場合だと焼きそばの盛りは並と大盛りのどちらかになるみたい。
さてオーダーを済ませたので太田焼きそばのおさらいをしておきます。
太田焼きそばは太い焼きそば麺を使用して上州で好まれる濃いソースで焼き上げるのが特徴のようです。
具材にはキャベツと豚肉が入り素材としては割とシンプルな作りとなっています。
食事のメインとしてだけではなくおやつのように小腹を満たしたい時によく提供されているものだという事なので、東京でいう所の駄菓子屋でもんじゃを提供し生活に密着していた食文化と同じ系統なのかと感じました。
と太田焼きそばの焼きあがるソースの香りが漂ってきたのを感じたら完成していました!
やってきた焼きそばはステンレスのお皿にどんと盛られ、たっぷり使用したであろう濃いソースのおかげか麺は黒光りしています。
そして脇にはから揚げがレモンを添えて盛られており、これが足されることによってお腹が満たされるしっかりランチになりそう。
焼きそばは太麺のおかげでとってももっちり、ねっとりとした濃いソースは辛味よりも甘みが先行している感じで食べ応えのある味わい。
大きめにカットしてあるキャベツがしゃきしゃきでソースの濃度を丁度良くしてくれます。
トッピングのから揚げはかなりさっくりした感触で麺とのコントラストが良くソースに負けない鶏のうまみを堪能できます。
私にはちょうど良いぐらいのボリューム感で、麵もから揚げも大盛りにできるので大食漢にも選び代があり焼きそばだけで足りなかったら濃い焼きそばをおかずにしてご飯足してもいいかも、炭水化物と炭水化物の組合せも地域ごとに代表食ありますもんね。
真夏の炎天下を避けるように続々と来店される方々を見やりながらゆったりと食べ進め、太田のローカルフードを満喫したのでした、ごちそうさまでした~。
おわりに
この後内陸部特有のゲリラ豪雨に見舞われ大惨事になる事すら知らずに退店し、焼きそばの余韻を楽しみながら太田駅前の散策へと戻っていきました。
客人は観光客というよりもやはり地域に密着しているのか平日は地元の方、特に高校生が一人で食事に来ていたりと身近な存在なのだなとほのぼのとした風景も楽しむことができました。
ご当地フードというと挙って駅前に飲食店を構えたりもしますが、太田駅ではそのような店舗が見当たりませんでしたので、太田焼きそば食べたいなと思ったら止まり木さんにお立ち寄りになってはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾