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【博多】ハムエッグ・とんとん@むっちゃん万十

はじめに

 みなさんこんにちは!
ホットスナックは好きですか?
コンビニのレジの隣に置いてあるあれ、ちょっと小腹満たしに食べたいな〜というとき重宝しますよね。
平成から令和となればどこもかしこもコンビニだらけでとても便利ですが時間を遡れば昭和時代、コンビニのように気軽に軽食が取れるファストフード店って駄菓子屋と同じようにたくさんあったと思うんです。
そんなどことなくノスタルジーを感じさせるお店が九州の限られたエリアで展開されているのを旅行中に発見したんです。
この記事では2022年に福岡旅行した際立ち寄ったファストフード店で購入した商品をご紹介したいと思います。

バスターミナル地下

お店の場所

 今回伺ったのは「むっちゃん万十博多バスターミナル店」です。
むっちゃんの「む」はむつごろう由来なのはわかりましたが、饅頭ではなく万十なんですね。
店舗はJR博多駅隣にあるバスが発着するターミナルビルの地下にあります。
博多周辺では数店舗が営業しているようですが、連日伺って開いていなかったり、ホームページを頼りに向かったらお店がなかったりを体験したので、無難なのはこちらのバスターミナル店になります。

外観・内観・お料理

 地下に降りると黄色のひと際目立つ佇まいですぐに目につくだけでなく、粉ものが焼ける良い香りが漂っています。
4,50年前たこ焼き、焼きそばやかき氷などを販売していたロードサイドのファストフード店のようで初めて見たのにノスタルジーに浸ってしまいます。
早速何を注文しようか壁にたくさん貼ってあるメニューを見て暫し悩んでいましたが、伺った時間が閉店に近い時間帯だったこともあり売り切れがかなり多くいざ注文しようとしたらカウンターのメニュー表には品切れの白テープが…

夕方は品切れ多し

買えるだけいろいろ買ってみようかと思いましたが残っていたのは「ハムエッグ」と「とんとん」の2種のみだったのでそちらを購入。
店頭の看板に大きく写真が載っていることからもおすすめだという事が分かりますね、無難なところを買えて一安心。
「ハムエッグ」は2つ購入して1つは帰る前に現地で頂き、残りの1個ずつは帰ってから分解して中身を見てみようという算段。
暫し待つと茶色の紙袋に入れていただきお渡し完了、底を持ったらもう熱々!出来立てを頂けるのは嬉しいですね~。
近くのベンチで腰かけて早速開封、と袋を見たら油が染みてる…これはかなり取扱注意かも。
手に取るとたい焼きよろしくお魚の形でお目見え、金型がむつごろうのフォルムになっているんですね~。

ハムエッグ・むっちゃん万十外観

熱いのを我慢して全体を見ていると分かるのは想像以上に生地がすっごいオイリーで、油たっぷりで粉を焼いたというより半揚げ状態のような感じだということ。
早速ハムエッグを一口頂くと皮はさくっというよりもむにっとした感触、少し袋の中で蒸したからかもしれませんが油の量からしてかなり小麦が油吸っています。
生地はアメリカンドックの様な甘みがあり、ベーコンと玉子は塩気をしっかりと纏いかぶりつくと甘みと塩気の振り幅が大きい豊かな味わいが口に広がりハンバーガーよりもシンプルで食べ応えあるファストフードと感じました。
一つの大きさは10センチ少々かと思うのですが油の量が多く、食べ終えるころには満腹感もありその後もお腹にたまるので食べすぎ注意ですね。
そんな感じで一つ食べたらもう夕飯の代わりになってしまったので油が染み出ないようにビニールにくるんでお持ち帰り、家に帰ってから晩御飯に分解してみることにしました。
ハムエッグはもうハムと玉子が入っているからそのままですが、とんとんはやはり気になりますよね。
鯛焼きの要領で挟んで焼き上げていますから、縦に沿って割ってみると…
豚の角煮が出てきました!

角煮2枚入りとんとんとハムエッグ

そう、このとんとんは豚の角煮入りだったんですね。
ということでそれぞれ割って確認できたところでとんとんいただきます!
2枚入っている角煮は中華風な香りづけはなく和風な優しい味わいで豚肉のジューシーさを感じつつ生地の甘みで味わいの深さを楽しめます。
お肉の分だけお値段がスタンダードなハムエッグよりもお高くなっているので食べ応えがありますね。
私は普段から食べられる環境にいるのならばハムエッグでいいかな~と言う感じでした、ごちそうさまでした~。

おわりに

 昔ながらのファストフード店を見つける事ができて大満足な旅行となりました。
学校の帰りとかにこのようなお店あったら楽しいんだろうな~なんて思わせてくれる佇まいもそうですし、一つで満足できるボリュームと味わいが福岡旅行でまた食べたいローカルフード、基ソウルフードとして巡り合えたのは嬉しい限りでした。
福岡の旅行がてら食べたいご当地グルメ、屋台の豚骨ラーメンやもつ鍋などが筆頭としてたくさんあると思いますが、地元の方が日常的に食べているローカルなお店を探すのも旅行の醍醐味と私は思っています。
みなさんも昭和の時代にはこんなお店何処にでもあったよな~なんてノスタルジーも求めている方は是非立ち寄ってみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾


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