【豊橋】豊橋カレーうどん@勢川
はじめに
みなさんこんにちは!
愛知県の豊橋というと名物は何があるでしょうか?
ちくわ?ブラックサンダー(本社が豊橋らしい)?
以前豊橋まで足を運んだ際に調べた結果カレーうどんがご当地料理として有名だと知りました!
この記事では2023年に旅先でいただいたローカルフード「豊橋カレーうどん」をご紹介したいと思います。
お店の場所
今回伺ったのは「勢川(せがわ)本店」さんです。
創業は1914年の老舗で豊橋駅周辺に数店舗支店が存在しています。
本店はJR豊橋駅東口側にあり、駅ビルを出てペデストリアンデッキを左前方に向いて歩く感じです。
凡そ徒歩8分ほどの所にあり歓楽街「広小路」を抜けたあたりとなっています。
外観・内観・お料理
店舗の到着すると築年数の長さを思わせる佇まいがお目見え、いかにも老舗という風情がありますね。
フードディスプレイにはうどんの他丼ぶり物や定食などが並んでいてメニューはとても豊富です。
開店前に到着しましたが人気店だけあり時間が迫ると続々と開店を待つ行列ができていったのがとても印象的でした。
入店すると一階はテーブル席とお座敷席に分かれ、奥側では大勢のスタッフが調理している様子が伺えます。
二階も靴を脱いで上がるようなのでお座敷席が用意されているようです。
お座敷に通して頂きメニューに目を通すと一ページ目が豊橋カレーうどん、目玉料理であることが分かりますね。
そばやうどんもメニューが大変多く何度も通いたくなるボリュームです。
料理の到着前に予習するとこの豊橋カレーうどん、提供するためには規定された5か条をクリアしなければ認められないお料理となっているようです。
1:自家製麺を使用
2:定められた具の盛り方がある
3:豊橋産のうずらの卵を必ず入れる
4:福神漬けないしは壺漬けを必ず入れる
5:愛情もって作る…だそうです
自家製麺である事と地場産の食材を利用することを前提としている事に今までに聞き慣れなかった豊橋発のカレーうどんのルーツが見え隠れしていますね(おわりににて再度言及します)
さて目的のカレーうどんが暫し待つとやってきました!
具材は長ねぎ、うずら、油揚げ、豚肉が入っていて、福神漬けと葱は小皿で用意されています。
取り分けた後を撮影しましたが、右の器の中央に白いとろろがあるのが見えますか?
豊橋カレーうどんは「カレーうどんの下にとろろをかけたご飯が盛られている」というのが特徴なんです。
うどんは食べた感じ一玉分、ご飯は一膳程と少食な方にはちょっと多いかもというボリュームとなっており、粘度の高いカレーととろろが追うようにお腹にたまってくるので胃の小さい私はかなり大苦戦…
しかしながらゆっくりと味わいながらいただき何とか完食、これで880円とはなんという高コストパフォーマンス!
食べ方も解説書が各卓に置いてあるのでベーシックに楽しむもよし、全て混ぜて食べても良しと食べ方も工夫できるところもポイント高いですね。
因みに標準的な食し方は
1まずうどんだけを全ていただく
2ルーのかさが下がった所でとろろが見えてくるので薬味をかけてルーと合わせてカレーライスの要領で食べる、だそうです。
正にカレーうどんとカレーライスのいいとこどり、しかもとろろ付!
またこの方式がマナーという事ではなく自由に召し上がってくださいとの事でしたので、初めから全て混ぜてしまうのも問題ないのだとか。
食べ方が変われば味わいも変わるという事でしょうね、大変おいしくいただきました。
おわりに
退店時はフラフラになるほどの満腹で満ち足りたランチを過ごす事ができました。
複数人で来店して様々なメニューを注文して少しずつシェアして取り分ける方法もありなのかなぁという感じのボリュームを実感しました。
また豊橋カレーうどんは駅周辺の他の店舗でも提供しているので豊橋エリアに何度も通える方は店舗毎のうどん、カレールーの味わいなどの違いを楽しむ為に複数店舗を候補に挙げるのも良いですね。
そして上記で含みを残していたルーツですが、どうやらこのご当地フード自体は歴史は浅く近年街おこし的な要素をもって誕生したようです。
その為今回伺った勢川さんが考案専売していたという事ではなく、地元のそばうどん店を経営されている方々が街おこしに新メニューとして各店で提供できるよう考案されたようなんです。
なるほど~だから私は聞いた事なかったんだ~と全然ローカルフードに明るくはないのですが腑に落ちた情報でした。
何はともあれ歴史の浅い深いに拘わらず魅力的なご当地フードですから、豊橋に立ち寄った際は是非召し上がってみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾
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