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【大阪】大阪発祥きんつば@出入橋きんつば屋・喜八洲総本店
はじめに
みなさんこんにちは!
きんつばって好きですか?
先日大阪旅行をした際お土産を購入するに何が良いのか思案していた所、
広島旅行の帰り道に宝塚のサービスエリアできんつばを購入したの思い出し、きんつばについて調べた結果大阪に有名なお店があると知りました。
この記事ではあまり和菓子を食べない私が大阪市内で候補を挙げ立ち寄ったきんつば店のご紹介をします。
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お店の場所
一軒目は「出入橋きんつば屋(旧あずき庵)」です。
最寄り駅は堺筋本町で私が歩いたルート、道頓堀川沿いの宗右衛門町からだと歩いて15分ぐらいの所にあります。
本店は梅田の近くにあるのですが、旅行の行程上移動できる範囲で無かったので姉妹店である堺筋本町近くにある旧店名「あずき庵」さんを利用しました。
以前はあずき庵の看板を掲げて営業していたようですが本店と統一するように変更に至ったとの事、ちょっとわかりづらい所に旧店名も残されているのが拘りね。
こちらのお店はその店名の通りで本店を経営されている方の親族が運営されているとの事で同じ味を体験できるようになっています。
また本店はイートインができるのに対し、こちらのお店はテイクアウトのみとなっているので甘味処として立ち寄るのが不可な点に注意。
二軒目は「喜八洲総本店」です。
こちらのお店も大阪に店舗を何店も持つ和菓子の有名店、行動範囲内だったなんばにある高島屋の地下のお店を利用しました。
こちらのお店は売店に調理スペースを併設していて喜八洲で一番有名なみたらし団子を注文してから焼き台を設けているんです。
残念ながら高島屋店内は撮影禁止なので画像は一切ありません…あしからず。
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外観・内観・お料理
なんば方面からかなり歩いて交差点を曲がりすぐにあるはず…と見通すときんつばの幟、きんつば1個110円の文言に一安心。
ずっとあずき庵で検索していて閉店しているのに最近の口コミが上がっている不思議現象が起こっていて、開いているのか不明な状況で向かった結果で巡り合えたのも喜びが深まった要因ね。
旅行を終えてよくよく調べたらあずき庵が出入橋きんつば屋として再スタートしていた事が口コミにかかれてました、情報収集不足。
と早速外観を撮影し店舗の前まで向かうとお隣のお店の方と楽しく歓談していた割烹着の男性がこちらを見るなりささっとお店へ移動。
その方は店主さんのようで、来客を察知していそいそと店内へ移動して応対してくださいます。
看板商品のきんつばの他に色々絡めたお餅やぜんざいもあるようね、そしてショーウィンドウの上には試食用のきんつばも置いてあります。
なんと商品を4分割して味見させてくださる太っ腹、ざっくり加減も良いけどその断面に見えるあずきの粒が立体感あってつぶ餡好きな方ならときめいちゃいますね。
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数年前の私なら味見もせずに購入してしまうところ、ようやく小倉餡の甘みに耐性ができたのかこの甘みもありね、のラインまで食べられるようになったのでおひとつ頂くことに。
以前お土産で購入したきんつばの甘さが分かっていたのでこれも砂糖の甘さがすごいんだろうな~なんて一齧りしたら、そのイメージが一瞬にして変わりました。
一言で例えるとあずきの餡でスウィートポテト作りました、みたいな甘み控えめな味わい。
芋なのにこんなに甘いの?とさつまいもとか感想上げるのと同じように、つぶ餡なのにこんなにあっさりなの?と言う驚きというかインパクト。
味が薄いとかではなくあずきの味わいがしっかり残り、つぶ餡の食べ応えを楽しみながらも余韻がとってもホックりした感じで優しいんですね。
そして餡を包みこんだ小麦粉のパリッとした感じとねとっとした感じの得も言われぬ感触、これは一度に何個も食べてしまうきんつばだ~、なんて美味しさを顔とリアクションで表現しましたけど大将はあまりそういうのに関心が無いのかずっとこちらをしげしげと眺めていらっしゃってちょっと恥ずかしい。
試食を頂いたところで開いていたはいいけど勢いで来てしまい大阪旅行から戻るのは三日後、購入する前に日持ちするのか相談することに。
前もって出入橋きんつば屋の口コミを見ていたのでわかってはいたのですが保存料を加えないきんつばだけに当日消化推奨、その日に食べきることが前提で作られているんですよね。
ここで買っておかないと多分もう一度ここまでなんばから来る予定は組めないと判断して買わないととも思う反面、持ち帰る前に駄目になってしまうのではと懸念していたところ…
大将が言うに明後日迄なら大丈夫と教えて下さいまして購入決定!
そういうなら三日後の朝方には家に戻れるのでそこで家族にあげれば問題解決ね、なんて会計を済ませているとラベラーで賞味期限を箱に貼付、日付はやっぱり二日後になってました。
旅行始まって早々にお土産を下げて歩くことになるイレギュラーでしたがプランの遂行無事に完遂で大満足でした。
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2軒目の喜八洲総本店さんは大阪旅行3日目の出来事、チェックアウトすると丁度10時、高島屋もオープンという事で早速地下土産売り場の散策。
ぐるっと回ってどこにもなくてようやく見つける事15分、大体中央部のあたりにありました。
で早速買おうと思ったのですが先客がいらっしゃったのであくまで近くで様子を確認、こちらのお店はガラス越しに焼き台を見えるので調理の様子もチャンスがあれば見られそう。
そんな刹那先客がみたらし団子を注文したようでレジでオーダーを受けた後そそくさと団子を焼き台へ、そして会計をこなすワンオペの鏡。
次の客人の会計を済ますとさっと焼き場に戻りお団子をみたらしの駅に潜らせさっと袋へ、あの一連の動き職人さんだな~なんて感心です。
と列が解消されたところでレジの方にきんつばを注文、こちらのお店のは大判で先に出入橋のを購入していた事も有ってその大きさの違いに驚きです。
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こちらは家に帰ってから温めて食べてみたのですが、やはり並べると大きさが全然違い、一つ食べるの多いかしらなんて半分に切って少しずついただくことに。
喜八洲のきんつばは以前食べた事のあるきんつばとよく似ていて、これぞ和菓子と言わんばかりの砂糖の味わいがガツンと来ます。
濃いお茶や苦めなドリンクと合わせると丁度良さそうで、甘さの強い感じからも食べ応えがありますね。
結果どちらのきんつばも美味しくいただいたのですが、シーンによって使い分けできそう。
出入橋のきんつばは優しい味わいで普段からちょっとお使いで買ってきておやつにするとか気軽に食べられる感じ。
喜八洲のきんつばはずっしり重く甘みも強いので来客とかおもてなしの時に出すと映える感じですね。
私だったらそうするだけで逆もありだしそんなの個々の自由だろって話でもありますけど。
普段食さないだけに2種類を購入して食べ比べができたのも大きな成果で、今後きんつばを選ぶうえでの良い経験ができましたね、ごちそうさまでした~。
おわりに
いかがだったでしょうか。
私自身がきんつばにほとんどなじみが無かっただけにきんつば一つとっても違いがこんなにあるのだと大変勉強になりました。
きんつばで検索すると全国区のお菓子ですから大阪だけでなく各地の有名な店舗が結果に掲載されます。
しかしながらこのきんつば実は大阪発祥という事らしいので、大阪に出向く事があってお土産に悩まれるのであれば大阪発祥の和菓子を選ぶというのも良いですね。
きんつば選びの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾