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クヨクヨする自分を変えてみよう

先日、20代後半の女性が足ツボマッサージに興味を持って、私のところに来てくれました。

普段はパートナーから足をマッサージしてもらい、ネットで検索して痛む場所とツボを照らし合わせているとのことでした。本格的な足ツボは初めてということで、これを機に自分の体や心の特徴を知ってもらえればと、早速マッサージに取り掛かりました。

まずはいつものように腎臓からマッサージを開始。すると想像以上の痛みに悶絶し、悲鳴を上げて痛がりました。マッサージを行いながら、女性ホルモンの値が著しく低い事、消化機能が不安定のせいで下痢や便秘を繰り返す事、その他諸々細かい事をお伝えしました。

それらの主な原因はズバリ

① 一日を通しての水分摂取量が著しく少ないこと

② クヨクヨと物事を深く考え過ぎてしまうこと

彼女自身、水分が足りていないのは自覚しており、水はマズくて飲めないと話してくれました。クヨクヨと考え過ぎてしまう傾向についても、家族や友達から「考え過ぎ!」と注意されるほど、一つの事をクヨクヨ気にしてネガティブな思考から抜け出せなくなると言います。

東洋医学では、不安や心配事、恐怖心などは、腎臓に影響を与えると言われています。考えても考えても物事は解決しないので、それが更に負の感情を生み出すことになりますし、彼女のように水分が足りていないことで更に腎臓に悪影響が及ぶというサイクルが止まらなくなります。膀胱炎や尿道炎のリスクが上がるので、その点についても触れると、普段から残尿感を感じやすいと教えてくれました。


私からのアドバイスは、まずは水分を摂る習慣を作ること。ほとんど水を飲まない人に、急に1日2リットル飲みなさいというのも無理な話なので、温めたり、氷を入れてみたり、まずは水を美味しく飲める工夫をすること。お水を飲む習慣がついたら白湯に移行してお気に入りの水筒に入れ、いつでも飲めるように近くに置いておく。これを始める事によって、それまで弱っていた腎臓が少しずつ元気を取り戻し、何かしらの変化を感じるようになることをお伝えしました。

そして、もう1つ。

クヨクヨ考え過ぎてしまうという性格を、どうせ治らないと諦めないということ。いろんな人と会ったり、本や映画に触れて刺激を受ける事も良い事ですが、それにプラスして仏教を取り入れてみる事をお勧めしました。

心を変える為に仏教は効果抜群で、指導の通りに実践すればその日の内に効果を感じる事ができるからです。

何を隠そう、私も細かいことにクヨクヨ悩むタイプだったので、彼女の気持ちは痛いほどわかります。でも、私自身が仏教を信仰する中で、自然と物事の受け止め方が変わり、クヨクヨ悩まなくなった経験があるので、それによって得られた健康の話を彼女も興味を持って話を聞いてくれました。

そうは言っても、直接仏教に触れる機会がないと言う人もいるでしょう。そんな時には、私が良いお寺、お坊さんをご紹介します。一緒に心も体も健康になりましょう。

毎週月曜日更新。次回は2月3日です。★


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