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婦人科系の不調を軽減しよう!

婦人科系の不調と聞いて、多くの方が生理痛、子宮内膜症などを思い浮かべるかもしれません。でも、生理と生理の間に起こる排卵期にも強い痛みを感じる女性が少なくありません。

最近、ちょうどその不調に悩む若い女性が私を尋ねて来てくれました。

その女性の足をみると、腎臓と膀胱、卵巣の反射区にそれぞれタイプの違う毒素が溜まっています。特に卵巣の反射区は、水分をたっぷり含んだ毒素が溜まり、外見でもわかるほどプックリ膨らんでいます。

話を聞くと、案の定、婦人科系に問題があり、特に毎月排卵期になると激しい排卵痛に悩まされていました。毎回、鎮痛剤を服用しますが、その鎮痛剤もだんだん効かなくなってきたと言います。病院を受診し、超音波検査を受けましたが、特に異常は見つからなかったとのこと。ただ、毎月排卵期になると生活に支障が出るほどの痛みが伴うというのは明らかに正常とは言えませんし、検査結果に異常がないからと言って、解決策を探らずに毎月その痛みに耐えなければならない事は、同じ女性として放っておくことはできません。

この女性に限らず、まだ更年期前の女性で卵巣の反射区がプックリ膨れている方の多くは、水っぽい“おりもの”が多めです。また、オシッコの回数が多いのに、一回の量が少ないという傾向があります。その原因は、血流の悪さや腎臓などの氣の流れが弱いため、水分の代謝が上手にできず、体外に排出されるべき水分が骨盤内に停滞しやすくなっていると考えられます。そうなると余分な水分のお陰で下腹部や腰が冷えてしまって、血流が更に悪化してしまうので、悪循環はおさまりません。

前述した女性は、夕方になると下半身に限らず、みぞおち周辺までむくんでしまって下着がきつく感じると話してくれました。それは明らかに水分代謝が正常ではない証拠です。

では、どうしたら良いですか?と聞かれたので、普段の食事の塩分を減らしてみること、1人で足ツボをするのは継続しにくいのでパートナーと一緒にお互いの足を揉み合うこと、温かい白湯で水分摂取をするようにしてその時には点滴するようにゆっくり口に含んでから飲み込む事。をお伝えしました。

常温以下のお水を一気にがぶがぶ飲んでしまうと、胃に負担になりますし、更にむくむ原因にもなりかねません。

体に溜まった古い水分を排泄させるために、足裏マッサージを日常に取り入れて、十分な量と適切な温度の水分をゆっくり摂取することにより、水の循環を良くすることが期待できます。

その結果、卵巣や卵管、子宮も丁度良い水分の含み具合になって、それぞれが快適に機能できる結果となり得ます。

多くの女性は、生理痛、排卵痛、片頭痛、関節や腰の痛みなど、体の至る所に痛みを抱えているものです。

どの不調にも必ず原因があるので、一緒にその原因を探りつつ、解決策を見つけて快適に過ごせるお手伝いが出来たらと思っています。

毎週月曜日更新。次回は9月2日です。★

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