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繰り返す事の大切さ

YouTubeやインスタグラムを見ていると、チャンネル登録やフォローをしていなくても自分の興味に関連するトピックの動画が勝手に上がってくることがままあります。今回、私のスマホに「英語を上達させる為には何をすればいいのか」という内容の動画が上がってきました。

何気にその動画を観た結果、私は大きな衝撃を受けると同時に、もう一度自分の英語に対する向き合い方や努力の仕方を改良しようと思い立ちました。

その動画では「英語を習得することに漠然と憧れはするが、これと言った成果をあげられないのは、基本的技術の習得に関して見通しが甘すぎるからです。」と述べられていました。厳しい言葉ではありますが、私自身に重ねると「全くその通りです」と言うしかありません。そしてその動画では、日本人が英語を上達させる為に必要なメソッドは「音読と書き写しを1000回ずつする。」ということが紹介されていました。

オーストラリアに住んでいる私の場合は、日本に住んでいる人よりも英語を話す機会が多いとは言え、日常の中で使うフレーズは大体決まっているので、それを覚えてしまえばさほど苦労を感じなくなります。その内に、「意思の疎通さえできれば問題ない」と思うようになり、ある程度まで伸びた英語力は停滞し、今に至ります。

その動画内では、「音読や書き写しを1000回繰り返さなければ自分の体にしみ込ませることはできない。」とありました。私自身、英語を上達させたい思いはあるものの、実際には覚えたいフレーズの練習を1000回どころか10回程度しか繰り返しておらず、頭では覚えた気になって、体にしみ込ませるという意識はありませんでした。

そして、この動画で私のやる気が湧いてきた理由の一つに、私が信仰する仏教の教えでも同じ事を1000回、またはそれ以上繰り返すという教えがあって、英語習得との共通点を感じたことが挙げられます。私自身ではこの実践を通して、心の状態や体調の変化を感じると同時に、私の置かれている状況、環境の変化が起きました。

その背景があったお陰もあって、素直に挑戦してみようと思った私は”音読と書き写し1000回“を実践してみる事にしました。実際のところ、今まで日常では使わないような難しい言い回しも、セリフを覚えるように大きな声で繰り返し音読したことにより、次の日になってもそのフレーズを覚えていて、スラスラ言えるようになっていました。ここで終わらせてしまうとまた忘れてしまうので、完全に覚える為にはやっぱり1000回という回数がカギを握っているのだと思います。同じフレーズを一度に1000回やらなくても、何日か置きにまた繰り返す事を始めて、トータル1000回になった時、その言葉が自分にしみ込んでいるという意味なんだろうなと分析しました。覚えたいフレーズは次から次へと出てくるので、これを機に1日中英語の独り言を話すという新しい自分になっている可能性もあります。笑

それも良しとして、せっかくなので、英語習得のその先にある新しいチャレンジを楽しみに、このメソッドを続けてみようと思います。

毎週月曜日更新。次回は11月25日です。★




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