北口義明

昭和57年10月に行政書士を開業しました。建設業と運送業が専門分野です。 「儲かりまっか。建設業繁栄の応援歌」を出版しました。アマゾンから購入できます。建設業者、異なる業種の経営者、行政書士さん等に好評を得て、喜んでもらっています。よろしくお願いいたします。

北口義明

昭和57年10月に行政書士を開業しました。建設業と運送業が専門分野です。 「儲かりまっか。建設業繁栄の応援歌」を出版しました。アマゾンから購入できます。建設業者、異なる業種の経営者、行政書士さん等に好評を得て、喜んでもらっています。よろしくお願いいたします。

最近の記事

悲しみから生じる、謙虚さと優しさ

 悲しみや苦しみについて、「それは地獄的な思いであり、天国的なものではない」という考えかたもあります。しかし、もう一つの側面として、悲しみや苦しみには、「人格を練る」という効用もあります。  深い悲しみを味わったことのある人には、次の二つの点において、大いなるプラスが生じてきます。 一つは、「謙虚さを知る」ということです。鼻っ柱を折られ、プライドが傷ついたとき、その悲しみを通して、謙虚さというものを真に学ぶことができます。もう一つは、「他の人に対して優しくなる」ということです

    • 賢くなることよりも、人に優しくなることの方が難しい

       最近、読んだ本にこんな事が書いてありました。 「賢くなることよりも人に優しくなることの方が難しい。人生を振り返り、本当にそうだと思います。残された人生、少しでも『人に優しい』、『人の痛みが分かる』弁護士を目指したいと考えています」。65歳で司法試験に合格された吉村哲夫氏の言葉です。  彼は多くの社会経験をされた後、60歳定年の3年前から司法試験の準備をされ、8年かけて司法試験に合格された方です。社会経験を多くされたから、「賢くなることよりも人に優しくなることの方が難しい」と

      • 断食で思い出す甲田光雄先生

         断食の意味を、手元にある明鏡国語辞典で調べると「修行・祈願・抗議などの目的で、一定期間自発的に食を断つこと」とあります。一食抜いても断食になるのかどうか分かりませんが、朝食をとらない方が良いとか、反対にとった方が良いとか、健康に関する本を読みますと書かれています。あるいは、一日二食が健康のために良いとか、一日一食を何年も続けらている方など様々です。個人的には、その方に適した食べ方が一番良い方法だと考えています。  ところで、断食で思い出すのは「甲田光雄先生」のことです。断

        • 血をつくる、増やす、流す、血流のお話

           漢方では、血をつくれないことを「気虚(ききょ)体質」、血が足りないことを「血虚(けっきょ)体質」、血が流れないことを「瘀血(おけつ)体質」と言います。  例えば、血液をサラサラにしても、血流がよくないことがあります。それは、血の不足が原因の場合もあります。確かに血液がドロドロよりもサラサラしている方が良いのですが、血の不足していることを知ることも大切です。  堀江昭佳先生の「血流がすべて解決する(サンマーク出版)」には、「誤解を恐れずにいいますが、血が足りないひとがいくら血

          病院の診察券を全部すてる

           年末に隣組が寄り合い、草むしりと溝掃除をします。70代、80代の婦人が多く参加され、清掃が一段落すると世間話になります。体の悪い箇所の話ばかりです。何と病院の診察券を20個も持っている方もいます。10個から15個程度はざらです。  私は、その婦人らに言いました。 「一度、その診察券を全部すてて、病院に行かない方が健康になりますよ」 「どうしてですか」 「病院に行けば、医師は必ず病名をつけて、薬をいっぱい出すでしょう。それを飲むと、また違うところが痛む。また、病院に行くでしょ

          病院の診察券を全部すてる

          富を形成する三つの基本原則

           お金や富に関する多くの書籍に書かれていることですが、富を形成する基本原則として、三つの法則があります。  一つ目は、「節倹(せっけん)」です。  二つ目は、「富はその使い方を知っている人のところに集まる」ということです。  三つ目は、「与える者は与えられる」ということです。  まず、一つ目の「節倹」です。節倹とは、節約・倹約するということ、無駄を排除するということです。昔も今も変わりません。これが出発点になります。無駄遣いをしたり、贅沢な生活をしていると、富はいくらあって

          富を形成する三つの基本原則

          ユーモア溢れるF社長

           人の幸、不幸は、心の中にどのような想いを描いているかで、幸せを感じたり、不幸せを感じたりするのではないでしょうか。城たいが氏の詩ではありませんが、「幸せだと思った時から、幸せが始まる!」。私も同じように捉えています。  幸せな人は、その人の心の絵が、自分の望ましいもので埋まっています。望ましい姿で描かれています。一方、不幸せな人は、その心の絵が、自分の望ましくない形に描かれているのではないでしょうか。この部分が、「幸福」と「悩み」というものを考える一つの鍵ではないでしょうか

          ユーモア溢れるF社長

          明るい言葉を出し続けましょう

           明るい言葉は、自分も幸せになれますし、周りの人にも良い影響を与えます。私は、いつも明るい言葉を出すように心がけています。  笑顔が顔を飾るように、言葉は、その人の人格を飾っていきます。  常々、悲観的な言葉を出している人には、その周りに、何とも言えない、人を寄せ付けない雰囲気というものが漂ってきます。その人のそばへ行くと不幸になりそうな気がして寄ってこなくなります。  朝、出かけに不愉快なことがあったとしても、その不愉快なことを、一日中、口に出していたならば、それは、その人

          明るい言葉を出し続けましょう

          さわやかな人になりましょう

           世の中には、実に「さわやかな人」がいらっしゃいます。得意先T社の事務員さんです。いつ電話しても気持ちがいいです。実際にお会いしても「さわやかさ」そのものです。こちらまで「さわやか」にしてくれます。実はT社の事務員さんも「さわやか」ですが、それ以上に輪をかけたような方が、T社社長の奥様です。やはり、同じような「さわやかさ」を持った方を引き寄せるのでしょうね。  では、「さわやかな人」とは、いったい、どのような人なのでしょうか。どのような人に、さわやかな感じを受けるでしょうか

          さわやかな人になりましょう

          草花と会話しよう

           草花と語りあうことは、心に元気を与えてくれます。心が元気になれば明るくなり、体も自然と元気になり、健康になっていくような気がします。草花と会話するという大げさな表現をしましたが、私は時折、草花に語りかけています。以前に「かわいい妖精たち」という詩を書きました。  おはようございます! おはようございます!  細長い小庭に咲く、色とりどりの妖精たち。  笑顔でやさしく、毎朝、小さな幸せを運んでくれます。  名前もわからない。手入れもしない主人に、いつも変わらぬ表情で。  か

          草花と会話しよう

          聴く耳を持たない自分の欠点

           以前から当事務所のスタッフから注意されていた事ですが、私は「お客さんの話をじっくりと聴かず、すぐに自分の話ばかりする」という事です。お客さんが話かけようとされているのに、それを制して自分の話ばかりするという最大の欠点があります。  自分では分かっているつもりでしたが、実は全く分かっていない情けない自分がいました。 D・カーネギーの「人を動かす」を久しぶりに読み返していました。  第二部第四章「聞き手にまわる」の箇所で、自分の過ちを改めて思い知らされました。自分は知識として「

          聴く耳を持たない自分の欠点

          一方通行の手紙

           D・カーネギーの「人を動かす」を久しぶりに読み返していました。  第二部第一章「誠実な関心を寄せる」の箇所で、自分の過ちを知らされました。そのくだりは、次のように書かれていました。 「他人に示す関心は、人間関係の他の原則と同様に、必ず心底からのものでなければならない。関心を示す人の利益になるだけでなく、関心を示された相手にも利益を生まなければならない。一方通行ではなく、双方の利益にならなくてはいけない」。  まさに、私の手紙はいつも「一方通行」でした。相手の方への関心や思い

          一方通行の手紙

          温かい心で持って接する

           友人のKさんは、いつも温かい心で接してくださいます。  彼と接していると、いつも温かいものを感じます。彼の優しさが自然と伝わってきます。例えば、電話でのお話、メールの文章、お手紙の内容などです。彼にお会いするのは年2回程度ですが、その時にも、彼の優しい眼差しと温かい心を感じます。  ご本人は、おそらく意識されずに自然に話されていると思いますが、彼の素晴らしいところです。もちろん、私だけでなく他の友人達も同じようにおっしゃっています。  彼と接するたびに、彼の優しさ、温かさ、

          温かい心で持って接する