見出し画像

①大学院に合格するまで【心理学】


自己紹介

はじめまして,こまちと申します。
私は地方の私立大学から国立の大学院に合格することができた大学4年生です。
私は大学のGPAは良いものの,試験や課題にだけ力を入れるだけで全く知識が身についていない中身空っぽ状態から受験生をスタートした。

どのぐらい知識が身についていなかったのか

ここからは,どれ程知識が身についていなかったのかというエピソードを書いていこうと思う。
あれは4年生の7月のこと。研究計画について話している時,教授に「エリクソンの発達課題ってあるでしょ?」と言われ,「何ですか?それ」と答えてしまうレベルである。ちなみに,エリクソンの発達課題は1年生か2年生の時に学ぶ超超有名なものである。それを4年生,しかも7月に言ってしまうため,教授からは冷たい視線と「君受験生でしょ,大丈夫?」という言葉をもらった。これを書いていて自分自身でも感じていることではあるが,よく大学院に合格できたなと思うレベルである。

なぜ合格できたのか

ここからは私がなぜ合格できたのかを思いつくかぎり書いていこうと思う。

①心理学検定


心理学を学んでいる人は聞いたことがあるかもしれないが,心理学検定というものがある。心理学検定とは,日本心理学諸学会連合が主催している試験であり,この心理学検定の資格は大学卒業レベルの能力を保証するものなのだ。心理学検定には,A領域とB領域があり,全て取得すると特1級をもらえる。つまり,特1級を取得していると大学卒業レベルの能力があるのだと分かってもらうことができる。大学によっては心理学検定の結果によって成績に反映されたり,大学院入試に有利になったりするのだ。
私はこれは確実に取りたいと考え,3回受験して特1級を取得した。ただ,心理学検定は選択問題であり,人によっては運だけで合格している人もいるのだ。私はB領域の統計・測定・評価という単元を勉強する時間がなかったため,何も考えないで受験して合格したものの,勉強した単元を落とすという結果が返ってきたことがあった。こういったこともあるため,とりあえず受けてみることをおすすめしたい。
勉強をした単元のところは意外と覚えているもので,これが一番役に立ったのかもしれないと感じている。心理学検定には感謝しかない。

②教授が優しかった


大学院を受験するうえで,所属している研究室の教授がどのくらい面倒見がいいのかということも重要である。
私は幸運なことに,所属している教授がすごく面倒見のいい人だったのだ。研究計画を書く時には毎日のように教授の元へいき,ずっと「これはどう書けばいいですか?」と質問攻めをし,教授から「僕の仕事が全然進まないのだけど。」と言われてしまうレベルで教授の元へ行っていたのだ。ただ,教授は決して最後まで見捨てないという優しさをもっていたため,なんとか研究計画を完成することができた。そしてその教授には面接練習をしてもらうのだが,本番で8割ぐらい予想していない質問をされてしまい,練習の成果を出すことができないという悔しい思いをした。試験についてはまた後日書きたいと思う。

③予備校

心理の大学院の予備校はたくさんあるのだが,私はその中でも河合塾カルスという予備校に入った。入ったといっても通信講座であったため,自宅で動画を視聴して勉強していた。
予備校に入ればきっと大丈夫だと考えていたのだが,通信講座が私に合っていなかったのだ。対面やzoomといったリアルタイムで受講するわけではないため,動画を視聴していると眠くなって最後まで受講できないという絶望的な状況だったのだ。そして課題を提出する授業もあるのだが,15回中3回しか課題を提出しなかったのだ。しかし,良かったところもある。月に1回zoomで大学院受験についての情報を聞くことができたり,質問をすることができるのだ。また,予約をすると大学院生に受験のことや相談に乗ってもらうことができるため,そこが一番良かったと感じている。
授業については後日書きたいと思うのだが,予備校を考えている人に言いたいのは対面授業の方が集中できるのか,できないのかをしっかりと見極めて欲しい。


今回は大まかに紹介したため,次は細かいところを書いていこうと思う。
役に立つのか立たないのかは分からないが,大学院受験についてたくさんかいていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?