キッチン吊戸棚下ラックの有意義な使い道
こんにちは。「ミニマル × 暮らし × パリが好き」な美ニマリスト☆リラです。衣食住を中心とした、私なりの美ニマルライフを綴っています。
こちらの記事では、ごく一般的なキッチン吊戸棚下ラックの有意義な使い道について語ります。すでにラックが付いているご家庭はもちろん、これから新築・リフォームをされる方にとっても、新たな気づきとなりますと幸いです。
それでは参ります。
|キッチン吊り戸棚に思うこと
対面式キッチンが普及し、吊り戸棚のないスッキリとしたデザインも増えてきましたが、特に壁付キッチンにおいては、吊り戸棚がついていることが一般的かと思います。
さらにその下には、スチール製のラックがついていることも。
モノをなるべく出したくない私にとって、このオープンなラックに存在意義が見出せず、外したくてたまらない時期がありました。
ところが今は逆。物件選びの際にラックの有無をチェックするほど重宝しています。
そんな風に変化したのは、限られたスペースを有効活用する、良きアイデアを発見したから。
|外せない水切りかご問題
キッチン収納を考える上で、必ず浮上するのが水切りかご問題ではないでしょうか。
クローズドキッチンならともかく、水切りかごって、何も入っていなくても存在感が大きいですよね。
スッキリかっこいいデザインに変えてみたりもしたのですが、どうにも目立つししっくりこなくて、やっぱり置きたくない!というのが本音です。
でも無いと不便。
食洗機があるご家庭も、何かしら手洗いは発生するはず。洗って拭いて、即片付けるとしても、一時的な置き場所が必要です。
しかも、お料理中にもそのスペースが要るので、コンパクトなキッチンは特に、ワークトップに水切りかごを置きたくないのです。
もはや目立つ以前の問題。
ではどうするか。
ここで、吊り戸棚下ラックの登場です。
|吊り戸棚下ラックの有意義な使い道
我が家では、吊り戸棚下ラックを水切りスペースとして使っています。
ラックはスチール製でサビに強いですが、そのまま使うと水垢がつきやすく、すのこ状棚板の隙間からはポタポタと水が垂れてしまいます。
それを防ぐために、我が家ではドライングマットを敷いています。
よく見かける端が縫製されたマットでは合うサイズがないので、カットできる素材を選んでぴったりサイズにカスタマイズしています。
使っているのはAcideaの水切りマット。こちら、超吸収性天然珪藻土でできています(100%ではありません)。速乾性に優れている上、ラックには隙間がありますので、敷きっぱなしでもカビ知らず。
メンテナンスも楽々で、清潔な布巾やキッチンペーパーで拭き掃除をするだけ。もちろん、洗うことも可能です。
これで、ワークトップの作業スペースは死守できますし、シンクのすぐ上なので動線もスムーズ、実に快適なのです。
ただ難点なのが、水切りかごのように食器を立てかける構造になっていないので、置き方に注意が必要なこと。
我が家では、角のポールや大きな食器を支えにして立てかけ、落ちないように工夫しています。
因みに、お鍋や大皿もギリギリ置けます。
|タオルや布巾、まな板も収まり一石四鳥
前回ご紹介したスポンジ類に加えて、タオルや布巾、まな板も出しておきたいもののトップリストに入るのではないでしょうか。
タオルや布巾は大抵、専用のバーに掛けることが多いと思います。
まな板は立てかけが主流でしょうか。
これらの問題も、吊り戸棚下ラックを活用すれば、専用小物を購入せずとも収納できてしまいます。
その前にちょっと準備を。
まず、まな板は一辺が27cmほどの正方形に買い変える必要があります(ラックの幅や奥行に合わせてご調整ください)。素材に木を選ぶと、オーダーもできますし見た目もナチュラルで気持ちが良いです。
※青森ヒバクラフトさんのまな板は楽天ROOMでご紹介しています。
続いてラックの調整です。
一般的なラックにはバーを支えるための樹脂部材が中央についているのですが、こちら、実は動かせます。
少しずつしか動かせないので根気がいりますが、素手で移動できます。
やり方は、樹脂部材の手前と奥を5mmずつくらい交互に動かしていくだけ。樹脂製なので、割らないように慎重に動かしていきます。
まな板が収まる幅まで移動させれば完了です。
因みに、我が家のラック幅は55cmなのですが、27cm角のまな板と、縦半分に折りたたんだフェイスタオルがピッタリ収まります。
これが実に勝手よく快適。あとは、キッチンの一部として同化するような、美しいデザインへの改善を望みたいところです。
そもそもキッチンって、冷蔵庫もオーブンも食洗機も全部ひっくるめて一つの家電(ガス)?家具?として一体化できないでしょうか…
そんなキッチンづくりをしてみたい。
皆さまの参考になりますと幸いです。
それではまた!