くっきんぐ・パスター

料理が大好き、キリスト教会の牧師です。主夫ではないのですが、なぜだか毎日家族のために料理を作っています。 本格志向というよりは、毎日の食卓をちょっぴり楽しくするレシピ、技ありレシピ、激安レシピなどなどをご紹介しております。

くっきんぐ・パスター

料理が大好き、キリスト教会の牧師です。主夫ではないのですが、なぜだか毎日家族のために料理を作っています。 本格志向というよりは、毎日の食卓をちょっぴり楽しくするレシピ、技ありレシピ、激安レシピなどなどをご紹介しております。

最近の記事

牛しゃぶとクレソンのサラダ

我が家の買い物には一つのルールのようなものがあって、それは……。 国産。何が何でも国産しか買いませぬ、という超保守的消費者ではないのだが、基本的には国産を選びましょ、というスタンス。 しかし、やはり国産は高め。納豆も原材料名の欄に「大豆(アメリカ、カナダ産)」と表記されているものなら、55円とかで買える事もあるわけだけど、国産大豆100%の納豆なら89円とか当たり前。小麦も3割から4割は高い。それでも国産を選び続ける理由は、日本の農家に儲かってほしいから。そのためなら多少高

    • ムール貝と松本一本ねぎのペペロンチーノ

      長野県中信地方(諏訪、塩尻、松本、安曇野あたりの地域を指す)でたまに使われる表現をご紹介。 ・駅の構内で 少年B:「やば、電車一本逃しちまった」 少年C:「松本一本はでかいねー。次来るの一時間後だぜ」 ・剣道場で 先生A:「お、決まった! 面! 一本!」 先生D:「うむうむ。見事な松本一本じゃ」 ・試合中のバスケコートで 選手E:「まずは一本いこう、一本!」 選手F:「おう! まずは松本一本だ!」 ・スーパーの文具売り場で 母:「ねえ、ケンジ、鉛筆何本必要なの?」 子

      • 根菜と鮭の豆乳汁(「風の谷のナウシカ」風レシピストーリー)

        ユパ様:「ナ、ナウシカ! これはどういうことだ? 子ども達がこんな料         理を食べるとは! 子どもが嫌いな根菜がこんなに入っているというのに!」 ナウシカ:「……この料理は、子どもの大好きな鮭と、豆乳によるクリーミーさをプラスして作りました。嫌われる事の多い食材でも、子どもの好きな料理の中に混ぜてしまえば、子ども達もあまり気にならずに食べることがわかったんです」 ユパ様:「し、しかし。子どもの嫌いな食べ物のランキングトップ10に入るごぼうが入っているではないか」

        • 赤魚の洋風蒸し焼き

          :ネット用語をあえて多用したレシピ紹介 北海道名物「ちゃんちゃん焼き」の赤魚版を作ろうと思った。 しかし、妻が「それならオリーブオイルベースの洋風がいい」ときぼんぬ。 それ誰得? もちろん妻得。 ちゃんちゃん焼き、オワコンでワロタ。 妻、オリーブオイル好き杉。妻△。 それでワンチャン作ってみたら、うますぎて草。 家族みんなうれぽよ。 うーむ。どうにもこなれていない文章。ジェネギャすぎて草。 :材料 赤魚     3尾 じゃがいも  3個 玉ねぎ    1個

          ナンサンド

          実は、僕はインドに三度行ったことがある。インドと言えばカレーとナン……と思いきや、実はあんまりナンを食べることはなく、ほとんどがご飯だった。  あのパサパサのご飯、嫌いな人は嫌いだろうけど、個人的にはかなり好き。特にビリヤニーという、肉と一緒に炊いたものは絶品。ヨーグルトをかけて食べた記憶がある。  インドにおいては、ナンは結構高級な食べ物、ということみたいだね。日本では寿司みたいな。多分。  このナンサンドは、我が家ではよく登場する料理で、ナンを焼いて、野菜や肉をはさん

          ヒグマのソテー(村上春樹風レシピストーリー)

          「それは何?」 買い物袋から取り出した肉のパックを見て、脇に寄って来た妻は言った。 「ヒグマの肉だよ」 と僕は言った。 「ヒグマ?」 そう言って、妻は幼稚園児の女の子が写真を撮られる時にするように、首を傾げた。 「そう、ヒグマだよ。当別の店で買って来たんだ」 「なぜ?」 妻はまた尋ねた。 「わからない」僕は正直に答えた。「その答えを知りたいと思っているけれど、わからないんだ。とにかく僕はその店に入って、ヒグマの肉を買っていたんだ」 「いくらなの?」 「100gで600円ほど。

          ヒグマのソテー(村上春樹風レシピストーリー)

          「玉ねぎとピーマンと胸肉炒め」(「がまくんとかえるくん風レシピストーリー)

          「二人は午後も」 ある秋の晴れた日、かえる君はがま君の家を訪ねました。するとがま君は、自分の畑をながめながら、しょんぼりと座っていました。 「やあ、がま君、どうしたのさ」 とかえる君は言いました。 「ああ、かえる君」とがま君は言いました。「見ておくれよ、僕の玉ねぎ畑を」 「お、たくさん玉ねぎができているじゃないか。さっそく収穫したらどうだい?」 「でも、そういうわけにはいかないんだよ」 がま君はしょんぼりと答えました。 「どうしてだい?」 「僕はもっと、大きな玉ねぎができるこ

          「玉ねぎとピーマンと胸肉炒め」(「がまくんとかえるくん風レシピストーリー)

          レシピ「チカのから揚げ:甘酢だれ」

          北海道に来て九か月。チカ、という魚をいただいた。チカ?  ワカサギみたいな小さな個体も、ししゃもみたいに大きな個体も混じっているのは、教会のある方がご自分で釣ってきたものをいただいたため。 しかし、チカ? 自然大好きナチュラリストの長男は「ああ、知っている」 と言っていたが、僕は初めて聞く名前だった。 実は、北海道に来て意外だったことが一つ。 ホッケとシャケ、安くない。 スーパーに行けば一切れ50円程度のシャケが10切れ一緒にパックされて置いてあるのではないか、一尾15

          レシピ「チカのから揚げ:甘酢だれ」

          レシピ「レタスと海苔のサラダ(わさびドレッシング)」

          「おいしいお店」の基準はずばり、サラダだと僕は思っている。小皿にレタスと千切りの人参と玉ねぎとくし切りのトマトとコーンがのっていて、ちょろりとありきたりなドレッシングがかかっているだけだと、何だかさみしい。もちろん、お人好しの僕は感謝していただいてしまうわけだが、自分が店を持つとしたら、この「ただのレタスとドレッシング」のサラダは絶対に出したくない、と思ってしまう。 この前行ったお店では、メインの野菜がそもそもルッコラのような、やや高級なもので、さらにドレッシングはビーツを

          レシピ「レタスと海苔のサラダ(わさびドレッシング)」