性格の悪い女性に会った。
彼女は彼氏の飲み仲間のひとり。
10歳くらい年下の女性。
数人で飲んでいる場でわざと私のことを
「新しい、彼女。あ!新しいとか言っちゃった」や
「前の奥さんは小さい人だった!」などなど。
いやいや、あなたと会って半年くらい経ってるけど?
(それに、めちゃくちゃ〇〇ちゃんと私の事呼んできてるじゃん。)
前の奥さん知らないけど、わたし157cmだけど?
(そんなにわたしスタイル良く見えるんだね。)
ああ、この子はプライドが高いんだな。
幸せじゃないんだな。
なにかが気に食わないんだな。
どっか傷つけたいんだな。
と思い、ニコニコと口角あげて話を聞いてあげた。
帰りに、笑顔でおやすみ~と手を振って別れた。
彼女の事をよく知らないけれど、
意地悪してやろうみたく私に言ってくる時の口が曲がっていた。
相手に性格が悪いな、と思われている時点で既に負けている。
やっかみが人を、女性を強くさせると思っている。
RPGみたく武装が増えて、仮面も増える。
強くなりたくないけれど、その証には自分をコントロールできるようになるし、成熟した大人らしい仮面が手に入るのだと思う。
歳を重ねて、色々乗り越えてきて
私かわいそう ではなく、
この子わたしを標的にしちゃうなんて見る目ないね、かわいそう。
になった。
そのやりとりで、私はまた映画「ひらいて」の主題歌
大森靖子の「ひらいて」を聴き返してみた。
彼女はまだ、青春真っ只中なのかな。
素敵に成熟して歳を取るのが楽しい領域に来たら
楽しいお酒が飲めるのにな。