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「ご縁」がありますようにと想いを込めてみる
今私は、テレワークでできる仕事に就きたくて、今年10月からテレワーク講座に参加している。
テレワークにもいろいろあることを知る。その中でライティングを勉強中。自分には無縁だと思っていたが、講座の中でグループワークに参加し終了してから、少し興味を持ち始めたのだ。
でも足りないことだらけ。
そういえば、今まで文章が素敵だったり、話言葉が素敵な方の共通点は何だろうと想像した時、「本をたくさん読んでいる」ということにたどり着いた。自分の文書力を否定する前に私は、本をほとんど読まない生活をしていることに気づいたのである。
じゃあ、何から読んだらいいのかわからない。なので講座を受けている仲間に本が好きか聞いてみた。やはり本は好きだとのこと。好きな著者の名前をお聞きし、読みやすいおすすめの本も合わせて聞いてみた。そうしたらその方をこうおっしゃった。「おすすめしたい本はたくさんあるのですが、本との出会いは「ご縁」と思ってます。「ご縁」がありますようにと想いを込めて行くと今○○さんにぴったりな本が来てくれますよ。」
どうしてもおすすめを聞きたくなるところだけど、自分の感覚で選ぶということが本当は大切なのかもしれない、とくにこれからの時代は。
そんな素敵な言葉をいただいた朝。実はこんなことがあった。
ある番組の特集が小説家の山本文緒さんだった。どうして小説家になったのか、どういう仕事の仕方をしているのか、小説家の生活を見せていただくことができた。山本文緒さんの小説家になったきっかけは「通勤したくないから」から始まったらしい。会社近くにアパートを借りる余裕もなかったので、小説を応募するコンテストに参加。それが見事、入選し今に至る。小説を読んでたわけでもなく、とびきり国語ができたわけでもなかったらしい。全く違う世界の方だけど、どこかホッとしている自分がいた。
これも素敵な「ご縁」だったのではないか。とふと思った。
目の前にいきなり現れた職業。がんばればできることではないけれど、可能性がないわけではないことは確か。とにかくやってみよう、と改めて思えた時間だった。
「ご縁」がありますように。そう思いながら今度は図書館へ行ってみようと思う。