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クリエーター塾の後で…

8月25日(日)夏休み最後の日の出来事


実はお花の先生

私、元空手家で食いしん坊の他にお花の先生でもあるんです。
毎月小学5年生から82歳まで13人の生徒さんに教えています。

毎月お花を習っている小学生のYちゃんKちゃん
お花を習い始めて3年目。とっても上手になりました。

8月25日(日)は夏休み最後の日です。
お友達4家族が集まりこんにゃくみそを作るっていうので、
おせっかいな私はお手伝いに行くことにしました。
おせっかいついでに、子どもたちにお花を生ける体験もしてもらいます。

お花の数が足りない!

会場は弘前市の農村地帯である高杉公民館
市内から車で30分ほどの場所です。

子どもと大人合わせて12人が集まり、ワイワイ楽しく作業をすすめます。
私の役割はタイムキーパーみたいなかんじかな?

「最初にこんにゃく仕込みましょう~!
 豆をつぶして味噌を作りますよ~!
 そろそろお湯をわかしましょう~!」ってね。

作業は順調にすすみ、「さすが私~!」と
心の中で自分に拍手を送っていたら

あれ?こどもが6人いる。4人じゃないの?お花の数が足りないよ~!
(お花は5本しかありません)


腹をくくるのは空手の技?

お花の先生がお花の数を間違えるなんて一大事。
どうしよう?今から買いに行く?でも周りにお店なんかないし、、、。

こんな時は腹をくくるしかありません。
腹をくくる、空手で覚えた技の一つ!

「えーっと、実は昨日(クリエーター塾の懇親会で)
 お酒を飲んで酔っ払いまして、、、。
 準備は夜中の2時まで頑張ったんですけど、、、。
 朝も6時に起きられたんですけど、、、。
 ちょっと頭が馬鹿になってお花の数を間違えて準備しました。」
(いいわけばっかり)

「YちゃんとKちゃんは今日はお花は出来ません。」と言うと、

(二人いっしょに)
えっ!!!

「ふたりは今日先生になってください。」
(二人いっしょに)
やったー!(ピョンピョン)」


小さな先生が生まれた

こんな偶然ってあるんですね。
先生になったYちゃん、Kちゃんが素晴らしかった。
いつもの私の言葉が二人の口から出てくると、キラキラ輝くんです。
「お花はこうやって持ってね、いろんな角度からみるんだよ。」
小さな子にはやさしく、お友達にはていねいに、やさしく語りかけています。
私はふきんを渡したり、片付けのお手伝いをしながら見守るだけ。

小さな先生のお陰で、みんないいお花を生けていました。
お母さんたちもゆっくりと子どもを見つめ、写真をとったり、笑いあっていて、とても気持ちのよい雰囲気です。
小さな先生、ありがとうね。

「こんにゃくもみそも作って、お花も生けてみんな大満足です」
と夏休み最後の日曜日が無事に終わりました。

桃6個で500円

みんなが帰った後でちょっと片づけをして車に乗ると
民家に桃の旗がひらめいています。
高杉地区は農村地帯。新鮮な桃が買えるかもしれないと思い車を停めると、
でっかい桃が6個で500円!安い!
買っちゃいましたよ~。今日頑張ったご褒美です。

桃をどうやって食べたかは、また今度に続きます。
今日はここまで。

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