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ドーベルマンズは救世主 参 ~弾けた魂~

2012年。
今から8年前、裏庭でドーベルマンズと過ごしている時間以外は、
常に陰険なモヤモヤした気持ちで過ごしていたワタシ。

目に見えたとしたら、どす黒い煙のようなものがワタシの全身を包み込んでいたと思います。

それだけ色んな事が嫌だったし不満だらけでした。


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どんな出来事も全てネガティブに変えて捉え、ワタシはこんなにも頑張っているのに、
何故誰もわかってくれないのだ!!と憤り、
どんな事にもジャッジを下し、自分や他人が間違っていないかを常に見張り、
間違いを見つければ 正しなさい!!と叫び、世の中はそんなに甘くは無いのだと、
いつも見えない巨大な敵と闘っているような日々のなかで、ドーベルマンズだけが憩いの存在であり、裏庭でドーベルマンズと過ごす時間だけが、唯一心が癒され素直になれる空間だったのです。


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以前にも綴ったのですが、、、
ワタシが心理学の道に進もうと思ったキッカケは、2012年の夏、ワタシが師匠と思っている方のたった一言、
『頑張らなくていい!』を耳にした途端、
泣こうとおもっていたわけではないのに、
突然溢れ流れ出した涙がキッカケでした。

一体何が自分の身に起こったのだ!?という興味から、心理学の道に足を踏み入れることになったのですが、
始めから、ハイ、完璧に解りました!出来ました!などといくわけもなく、
そこから約4年後の2016年4月12日。
ラムっちょのフリスビー運動後の突然死を目の当たりにするまでは、
師匠の話や心理学の本を、頭では何となく理解できたような気になってはいても、現実の生活に当てはめて実践することはとても難しくて、どうしたらいいのかわからずに、
知識だけが頭に入っていた4年間となっておりました。


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ラムっちょが亡くなる数日前の話です。


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