断酒命令・実刑6ヶ月とちょっと
2014/06/18
アルコールセラピーのため醒ヶ井クリニックに行く日
担当の豊見先生に話したこと。
それは6/11に内科医の住谷先生に話したようなこと・・・睡眠時吐き気症や飲めなくて絶望的になること、
身体のだるさとひどい疲労感はなくなってきたが腰痛が治らないこと、
お腹の痛みがありかかりつけの内科で胃カメラをすすめられたこと、お酒を止めているのに胃が痛いのは納得がいかないこと、
夜の会合を断り続けているので社交がままならないこと、
スーパーで買い物中に時々泣いてしまううこと、
そして、我慢できずに3回ほどワインを飲んだがグラス2杯目ぐらいで酔いがまわり飲めなくなったこと
を豊見先生に話した。
先生はパソコンに文字を打ち込みながら静かに説明した。
断酒後の体調悪化は、お酒という麻酔が切れた状態だから麻酔があったときはごまかせていた症状がごまかせなくなって今噴出している、という説明を再度した。
やはり、やわらかい関西風のイントネーション。そのやわらかい語り口からこのあととんでもない恐ろしい話がでてくることになる。
豊見先生曰く
「やはり精神的な依存、いえ、もしかしたら身体的な依存もあったのかもしれませんね。
とにかく精神的な依存はすごいですからしばらくは完全にやめないとダメですねぇ。」
やはりそう来るか。恐怖で返事ができなかった。
そして先生が聞いてきた。
「最後に飲んだのはいつですか?」
私は「6月3日です」とすぐに答えた。何日飲んでいないか、いつから飲んでいないかいつも頭のどこかにあってわかっているから。
先生は「では半年、いえ年内禁酒にしましょう。年内1滴も飲まずにいられるかやってみましょう」と告げた。
ついに私は実刑をくらった。ムショ入り半年。
知らない世界にいくということはこういうことなのではないかとすら思った。絶望、いや、
絶望を通り越す。