今後のクリエイターが生み出すべき付加価値について。〜#レベッカブティックのこと から。〜
こんにちは。22歳も絶好調の齋藤迅です。
今日は本屋さん企画の方に、16時半頃から在廊予定で今からウキウキしています。
さて本日は昨日tweetした「レベッカブティック」というブランドについてのお話をしようかと思います。
(画像は赤澤えるさんのインスタグラムから使わせていただきました。)
1,ストーリーが生み出す付加価値。
さて、tweetにもあるように、僕は最近何度かモノの価値として今、「制作背景」や「売っている人」「作った人」への信頼や興味が存在すると言ってきました。
これはハヤカワ五味さんのnoteを読んだことで確信を持てた考えで、彼女は実店舗で売れる服は、「デザインが良い服よりも、顧客が信頼している店員が勧めた服である」(だいぶ要約)としています。
小説家で言えば、このことはSNSによって「作者」がどういう人かを知る/伝えることが、このことに近いのかなぁ。と、僕は現在考えているところです。
とまあ、本題に戻ります。
紹介したい「レベッカブティック」という服は「#レベッカブティックのこと」というハッシュタグで、服についての制作秘話や込めた思いを書いています。
また服にしては珍しく、1着ごとに名前が付けられていることも特徴であると言えるでしょう。
例えば、「私たちのワンピース」という名前の付けられたワンピース。
これは製作者であるエルさんが、イタリアがローマにて知人の方から頂いたワンピースが基となっているそうです。
エルさんはそのワンピースの美しさに心を奪われた。
エルさんの知人も、旅の途中で頂いたものだというそのワンピースは手作りのもの。ワンピースを着た日、エルさんは褒めてもらっていた。特別な気持ちになることができていた。
自身がお店を持つことになった時、これまで自分が感じていた特別な気持ちを、他の誰かにも与えたい。
そんな思いがあって、エルさんはワンピースをくれた知人に連絡。知人は快諾してくれて、この「私たちのワンピース」を作ったそう。
こんな風に人と人との優しい温もりに溢れたエピソードが添えてあったら、そのワンピースを見てみたい。手に取ってみたい。と思ってしまうのが人情ですよね。
エルさんがこれらのことをどのような考えで投稿したのか。それは僕には推測することしかできませんが、こんな風に素敵な思いを込められて作られた服は、きっと着ている時、温かい気持ちになるはず。
どうでしょうか皆さん。
「#レベッカブティックのこと」を一部抜粋したこの文章だけでも、レベッカブティックの服が気になってきませんか?
2,クリエイターが受け手とともに創作する時代。
このエルさんが行なっている 「#レベッカブティックのこと」は、今後のクリエイターの在り方としては、1つの完成形であるのではないか、と考えています。
僕を始め、クリエイターの皆様にはきっと何かの思いがあって創作活動をしている。
その「思い」に焦点が当てられるようになった今、思いを効果的且つ楽しく伝えることは、必須の能力です。
それは、「#レベッカブティックのこと」であり、僕の行なっている「自己体験作家」というものであり、或いは単純に、SNSで自身の考えを発信することであると思います。
作品に対して真摯に向きあう。
それだけでは多くの人に思いを届けられない時代に、僕たちクリエイターは今立っているのです。
それは困難で面倒臭いことにも思えるかもしれませんが、本質は真逆。
可能性に満ち満ちた時代であると僕は考えています。
作品に向き合うことはもちろん、クリエイター自身が受けての人々にも真摯に向き合う。その反応を、評価を直に頂く。
そういう手順を何度も繰り返すことによって、クリエイターは今、受け手とともに作品を作っていく時代なのではないでしょうか?
今後のクリエイターは、そういったところまで心を砕かなければならないのかもしれません。
3,終わりに。
今日は短めです。
何故なら面接があるから!
意外に忙しく動いてはいますが、今後も毎日投稿をしていきたいと考えています。
そして今回の記事は、僕が今のクリエイターたちはもちろん。全ての物作りに関わる人。仕事をする人にとって重要なことであると考えています。
賛成反対色々な意見があると思いますが、読んで感じたことがあれば、是非聞かせていただきたいです。
Twitterあたりだとスムーズに連絡が取れますので、よろしくお願いします(^ ^)
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