小さな子の母性
4歳の娘も2歳の娘もぬいぐるみと一緒に眠る。それぞれお気に入りのぬいぐるみがある。長女はミニーちゃん、次女はアンパンマン 、ただんだん、ドキンちゃん。
もともとドキンちゃんは長女のぬいぐるみだった。けれども、いつの間にか次女に譲っていた。ちょっと前まで大のお気に入りで、肌身離さず持っていたのに。長女がアンパンマンより他のアニメに興味が出てきたせいなのか、次女が今、熱烈にアンパンマンが好きなことを知っているからか…。今は当然自分の物としてドキンちゃんを扱う妹の様子にもニコニコと優しい眼差しで見ている。
かたや、次女はお気に入りのぬいぐるみ3つ[アンパンマン 、ただんだん、ドキンちゃん]を大事にしている。長女が幼稚園に行っている間に、一緒におままごとしたり、寝かしつけたり…。
ここしばらく、寝る前に必ず『ママどれにすゆ?』って聞いて、ドキンちゃんを私の枕元に置く。(聞いておきながら、私にはいつもドキンちゃんなのだ。)
残りの2つのうち、だだんだんは夫の枕元に。いっちばんのお気に入りのアンパンマン は、ちゃあんと自分の枕元に。
ひとり1つぬいぐるみを抱いて寝るものと…とでも思っているのだろうか。次女の思惑はわからないが、可愛い行動だなぁと思う。
どんなに小さくても、大切なものを大事に扱う姿は、見ていて微笑ましい。
長女といい、次女といい、小さな娘たちにほのかな母性を感じ、ほわっとあたたかい気持ちになる。
優しい心の種が芽生え、ぐんぐん伸びていきますように。