社内に共通の仕事文化を浸透させるために、やっていること。
こんにちは。コーポレートブランディングのプランナーやってます、Peterです。突然ですが、みなさんが働いている会社では、会社ならではの共通の働き方、ルールはありますか? 例えば「うちの会社ではこんな時は、こういうことを重視するよ」「こんな価値観を重視しているよ」とかです。
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クラウドワークスでも、メンバー間の共通の価値観を定めて、離れて仕事をしていても、働きやすく、対話しやすい、議論しやすい環境をつくっています。このnoteでは、クラウドワークスにおける仕事の前提を言語化した「ワークベーシックス」について、その浸透をどのように進めており、またどのように浸透度を測定しているかをご紹介したいと思います。
理念体系とカルチャーブック
クラウドワークスの理念体系は、大きく分けて2つ、企業理念「ミッション・ビジョン・バリュー」と、理念を支える、企業文化「ワークベーシックス・ブランドストーリー」に分かれます。ミッション「信念」が芯となり、ビジョン「創りたい未来像」を実現を目指しています。
これらの理念体系は「カルチャーブック」というデジタル冊子にまとめられており、メンバーの誰もがすぐに見直せるようになっています。
企業理念や企業文化は、クラウドワークスの過去の歴史から紡ぎ出されており、内容は定期的にメンバーからの意見を受けながら改訂を続けています。
働き方の共通の行動指針 「ワークベーシックス」
理念体系の中、理念を支えている「ワークベーシックス」は、クラウドワークスにおける、働き方の前提を言語化しています。その中で、ひとつご紹介したいと思います。
クラウドワークスにおける「意思決定」とは、全員が納得するような決定ではなくても、一度決めたことは全力でやってみる。というルールがあります。ほとんどの仕事は答えがわからない、全員が納得するものではない中で、意思決定し、実行しています。意思決定後、何か決めた後に反対意見があがり、再検討を繰り返していると物事はなにも進みません。
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答えがないことを決めた後に「反対だった。」ということは、なしにしよう。反対ならば、検討段階で言えばいい。決めたことは全力でやろう。ということを、働き方のルールとして定めています。
もちろん、進めていく中でフィードバックをもらうことはあるでしょう。仕組みをつくり、定期的に進め方の見直しをおこなうことも、大切です。
これらのようなルールを10項目定めています。
社内浸透施策:中途社員者向け「カルチャーブック説明会」
これらの働き方のルール「ワークベーシックス」については、入社まもないメンバーがクラウドワークスでいち早く働きやすくなるように、入社当日に、マネージャーから説明をしていただいております。マネージャーは自らの体験やチームの事例などをもとに説明することになるため、入社メンバーだけでなく、マネージャー自身のワークベーシックスの理解度も高まる仕組みとなっています。
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マネージャーからの説明を受けた後、入社1ヶ月内に、社長の吉田から会社の歴史とともに、企業文化について説明をする機会として「カルチャーブック説明会」を実施しています。クラウドワークスで働く意義や、会社で何を大切にしているのか、一方的に吉田の話を聞くのではなく、メンバーから感想や意見をもらいながら、3時間ほどの時間を設けています。
↑都外に住むメンバーもリモートで参加
ここでのメンバー体験のフィードバックを、浸透企画や説明内容、カルチャーブックの中身についてもアップデートに活かしています。
社内浸透施策:マネージャー向け 「マネージャー研修」
先日おこなわれた、マネージャー向けの研修では、ワークベーシックスについてのテスト問題をつくる研修を実施しました。
それぞれ個人ワークとして「正しい説明文」をつくり、チームで間違った事例と組み合わせてテスト問題を作成します。その後に、チームで作成したテスト問題を解いてみるのですが....どれが間違った事例なのか、なかなか皆様苦戦されておりました。
研修後の学びになった点・難しかった点(参加者より):
・抽象度が高いことを伝えるうえで、例題を出すことが有効である。
・話を聞いて理解することと、相手に伝えるとでは、また理解の深さが変わってくる。
・メンバーに説明する上で、例示は有効であるため、良い経験になりました。
・読んでいたが実際にメンバーに説明するなら?という視点で確認できていなかったことに気づけた。
・例文がパッとでてこないということはまだ日々意識はできていないんだと実感しました。
社内浸透施策:全社員向け「ワークベーシックステスト」
マネージャー研修後に、作成いただいたの「正しい説明文」をもとに社内のメンバーが受けるテスト(間違った例文を一つえらぶ問題)を作成しました。
このテストは、手元でデジタル冊子を見ながら解いてもらいました。習熟度向上を目的としているため、テストの点数はまったく重視していません。その代わり、100点をとれるまで繰り返し受けてもらう、という仕組みにしています。
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これらの施策はまだ一部です。定期的に浸透企画を進めることで、メンバーの実践を徹底していきます。
定点観測:ミッションサーベイ
浸透施策がどのように効果が出ているか、浸透度を計測する「ミッションサーベイ」を3ヶ月に一度実施しています。
Googleフォームを使用し、データを集計します。名前は取得しておりませんが、職位、所属部署、社歴をまとめています。前回や全体値と比較し、理念体系の中でどのポイントをあげた方がいいかなど、データを分析し議論していきます。
浸透は始まったばかり
会社の働き方の価値観・ルールについて、いろいろな浸透施策をご紹介していきましたが、皆様の会社ではどのようなことを実施されておりますでしょうか? もし実施されていなければ、離れていても、働きやすい、対話しやすい、議論しやすい環境構築をめざしませんか?
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最後に...クラウドワークスでは、社内の働き方や価値観を追求しながら、社外の働き方を変革するような新たなプロダクトを検討中です。もしクラウドワークスにご興味があれば、一度お話しましょう!