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”呪い”から、解放されて。

2020/8/20 ドラマ記録no.3「逃げるは恥だが役に立つ」

もう大好きすぎるドラマです。
もちろん源さんが出演しているからというのもありますが、
ガッキーと源さんのやり取りや表情が本当に可愛い。

むずキュンという言葉が流行りましたが、
その表現には、拍手喝采です。

このドラマは最初、そこまで注目されていませんでしたが、
回を重ねるごとに高視聴率になっていきました。
恋ダンスで、もう「逃げ恥」旋風はすごいものでしたね。
私からしたら、1話目から、
いやドラマが始まる前から大注目だったのですが、、、笑

作品について。

2012年より講談社で連載をスタートし、
2015年に、第39回講談社漫画賞・少女部門を受賞しました。
そして翌年、2016年にTBS系でテレビドラマ化。

タイトルの「逃げるは恥だが役に立つ」の意味は、

ハンガリーのことわざ「Szégyen a futás, de hasznos.」の和訳で恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切、の意味。

だそうです。


あらすじ。

大学院を出ながらも就職難で派遣社員になった森山みくり
(新垣結衣)は、いわゆる派遣切りに遭い、
無職の身となってしまいます。
求職中の娘を見かねた父は、元部下・津崎平匡(星野源)に頼み込んで、週1回の家事代行サービスの仕事を取り付けてきます。
津崎は気難しい性格で、あまり他人に構われることを好まない
様子でしたが、みくりとは適度な距離感を保って良好な関係を
築いていきます。しかし、定年を機に田舎へ引っ越すという
願望を両親が叶えることになり、現状を維持したいみくりは
津崎に「就職としての結婚」を持ちかけ、
その提案にメリットを感じた津崎は了承し、2人は「雇用主と
従業員」という関係の契約結婚という道を選ぶことに。
結婚式も挙げず事実婚という体で周囲への挨拶を乗り切った
みくりと平匡だが、2人のよそよそしさをいぶかしむ平匡の
同僚・風見涼太(大谷亮平)や沼田(古田新太)、
みくりの伯母・土屋百合(石田ゆり子)の目をごまかすため
「ハグの日」を設けるなどして
周囲に親近感を醸し出そうとするうちに、
2人の間に本当の恋愛感情が芽生え始めます。


社会派コメディーでも、刺さる言葉がある。

①「仕事の半分は、仕方ないでできている」

仕事に対する話をしている時のセリフ。
「残りの半分は?」との問いかけに、沼田さんは「帰りたい」と答えました。
当時は学生だったのであまり気持ちはわからなかったけど、
今になってみると、その気持ちが分かる気がしました。
仕方ないと帰りたい、社会人ってこういうことかと腑に落ちました。

必死になることも大切だけど、
その中でも息抜きすることや、しっかり休むことの大切さを改めて気付かせてくれるセリフだと思いました。

②「運命の相手に、するの」

このセリフは、すべて聞くとさらに刺さると思うので、全文を。

「愛してるわよ、お互い協力して。無償の愛なんて注げない
わよ、他人なんだし。運命の相手ってよく言うけど
私はそんなのいないと思うのよ。運命の相手に、するの。
意思がなきゃ続かないのは、仕事も家庭も同じじゃないかな」

待っているだけではなく、自分から意思を持って行動する。

仕事もまだまだだし、家庭も持っていないけど、
「運命の相手」という漠然としたものに縛られずに、
今、自分の目の前にあるもの、
それらを大切にしないといけないと思いました。

③「誰もが全てのことを深く知るのは無理」

キャリアウーマンである、百合ちゃんのセリフです。
全てを完璧にする必要はない、そんなのは無理。
潔く百合ちゃんが言うからこそ、説得力のある言葉ですね。


このドラマを通して。

男性だから、女性だから、
仕事をしているから、仕事をしていないから、
そういう世間の「当たり前」に、
所謂”呪い”というものから解放されていく。

そんな温かい世の中になればいいな、そう思います。


このドラマについては大好きすぎて語り足りないので、
また近いうちに、まとめたいです。

次は、もうちょっと踏み込んで。

おりょう☺︎




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