記事一覧
メニューは少なく、こだわりは高く。
以前にこのような記事を書いた。
メニューは少なく、少数精鋭でいきたいという記事だ。
最近まさにそうだなと思うことが多々あり、メニューは多ければ多いほど一つ一つにかける思いが減り、従業員も大変になり、こだわりを持つことが難しいのではないかと感じるようになった。
もちろんメニューが多いことで喜ぶお客様や、多いなりのメリットがあるのかもしれない。
しかし僕が今働いているお店では、メニューは極限ま
誰もが持っている商品
誰もが持っている商品。それは「自分」。この自分という商品を磨かず、どこか自分以外に頼ろうとする自分がいた。お店を開くにしても、自分以外の商品メニューや器、内装、そんなとこばかり考えていた。もちろん、それらは非常に重要な部分で、自分以外の部分も真剣に考えなければならない。ただ、自分という人間が疎かな状態で、自分以外で勝負しようとすることは非常に危険なのではないかと思う。自分という人間性が欠落している
もっとみる各店主のオススメ本を本棚に載せる
本棚には、僕の知り合いで面白いことをやっている人や、各店舗の店主のオススメ本を置きたいと思う。それは、僕自身のセレクト本だけだと、どうしても本に偏りが生まれ、店に来られた方にフィットする本がないかもしれないから。そうではなく、色々な価値観、感性を大切にするためにも、それぞれの人の人生を変えた本や面白いと感じた本を置けたら面白い。また、その本を選んだ理由なども聞いて、載せたらなお面白い。そんな店があ
もっとみるのんびりくつろげる空間
のんびりくつろげる空間とは、どんな空間だろうか。店員さんからの目がない場所、店員さんからの目がある場所、どんな場所が僕にとってのんびりできる空間なのだろうか。店員さんからの目があっても、のんびり過ごしていいという合図があれば、どんな空間でも時間を気にせずにのんびり過ごせるのではないか。
時間を気にせず、ごゆっくりお過ごしください
こんな札が机の上に置いてあれば、時間を気にせずにゆったりと過ごせ
カフェではなく喫茶店
僕が作りたいのは、カフェではなく喫茶店だということがわかった。カフェと喫茶店の違いは明確には分かってない。僕の言葉で説明するとすれば、カフェはお洒落で、喫茶店は温かく、どこか懐かしい空間がイメージできる。カフェは今この瞬間の建物であり、喫茶店は、永遠と続く、古くからの建物のような感覚だ。カフェを否定しているわけではなく、僕が作りたいのは喫茶店というだけの話で、僕もどういった喫茶店を作りたいのかは分
もっとみるブックカフェをつくる
ただの喫茶ではなく、ブックカフェの中の喫茶であることを忘れないようにしたい。僕の中でのこだわりはあくまでも本で、喫茶ではない。喫茶メニューで差別化を図るのではなく、本を利用した喫茶という空間で僕独自の店を作る。メニューはシンプルでいい。特別ではなく、普通のメニューにこだわりを持つ。珈琲も、淹れる前に豆を挽く。マグカップもあらかじめお湯で温めておき、温かい淹れたてのコーヒーをそこに注ぐ。決して特別で
もっとみる飽きのこない店づくり
飽きるのが嫌いだ。買った服も3回着たら飽きる。一万円の服だったのに、3回で飽きるなんて…。こんなことがあると悲しくて悲しくてしょうがなくなる。つい最近では、このマグカップはお店で使おうと決めて同じマグカップを2個購入した。柄は派手な感じ。結局購入後、一度も使用せずにしまっている。多分、お店でも使わないだろう。柄に飽きてしまったのだ。一度も使用せずにね。僕は服はほぼ毎日同じ。黒のズボンに白のTシャツ
もっとみるこだわりを持つ。少数精鋭
こだわりの商品を、こだわりを持って提供したい。メニューは少なくていい。それは、自信を持って全ての商品を提供できる自信がないから。メニューは少なく、一つ一つにこだわりを持ちたい。キャベツの千切りは細かく、フワッと盛り付ける。キャベツの保管方法も勉強する。これはモーニングにつけるサラダの話。トーストはどうだろう。近所のパン屋さんから仕入れてもいい。とにかく全てに理由を込めたい。スーパーで買った食パンで
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