SVが最も不安に思っていること

今回のテーマは、「SVが最も不安に思っていること」です。

コンタクトセンターの管理者であるSV（スーパーバイザー）って、日本には何人位いるかご存知でしょうか？

そもそもコンタクトセンターで働く人は、ある大手の業界団体は100万人とか言っておりますが、そんなにいません^^;

盛り過ぎです。

私は、およそ約60万人とみています。といっても、勘で言っている訳ではなく、ちゃんと計算して出しています。ちなみに私は、一昨年、北九州市のコンタクトセンター協議会でも研修のお仕事をさせて頂きましたが、北九州市では4,600人がコンタクトセンターで働いていらっしゃいます。

ちなみに、沖縄では、な、なんと17,000人の方がコンタクトセンターで働いています。

全国で、およそ60万人の人がコンタクトセンターで働いていらっしゃるのですが、その中で、SVは4万人程いると予想しています。

4万人は、意外と多いですよね。

そのSVが一番不安に思っていることって何でしょうか？

SVにアンケートを取ると、第1位に躍り出てくるのは・・・

な、なんと「自分自身のスキル不足」です。
ちなみに2位は、「自分のキャリアについて、将来に不安がある」。
3位は「業務が多すぎる」です。

3番なんかは、「あーそうそう」という声が聞こえてきそうです ^^

これは、どの現場でも挙がってくる不安だったりします。

第1位に挙がっているように、実は、SVは、自分のスキル不足に不安を持っているのです。

当然、自身のスキル不足といっても、現場の業務スキルではありません。

もちろんSVなので、業務知識などは十分持っているのです。

しかし、ベーシックスキルを身につけられる機会がコンタクトセンターにないというのです。

実は、気付いていないだけで、学ぶ機会は、コンタクトセンターの中にもあるのですけどね。

ただ、上司から学ぶという機会は、正直ないかもしれません。

まどろっこしいので、もっとズバリいいましょう。

なぜ、SVが自分のスキル不足について、不安に思うのか？

それは、SVを育成する責任を持っているセンターマネージャーやセンター長がちゃんと育成していないからです。

理由は色々あります。育成しようと本気で思っていなかったり、やりかたが分からなかったり、そもそもマネージャー自身も自分のスキルについて不安を抱えていたりするからです。

最近色々見て思うのは・・・