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叱られることが新鮮な社員

今回のテーマは、「叱られることが新鮮な社員」です。

あなたは、叱られることは好きですか?

あなたを含め、ほとんどの人は、はっきりと「No」と答えると思います^^

質問している私自身もそうです。

そりゃあ、誰しも叱られたくはないですよね。

ところで、私が主催しているSV研究会は、計4回連続型の研修です。

SV研究会の参加者は、皆、現場に帰って、報告したり、受講者が寺下役となって、SV研究会と 同じ内容の研修をされるそうなのですが、「やってみたんですけど、寺下さんみたいにうまくいかないんです!」 そう訴えてくる参加者も少なくありません。

そのままやろうとしても、なかなかうまくいかないのです。

なぜなら、SV研究会は、約30の仕掛けが裏側にしてあるからです。

その仕掛けを知らずにやっても、当然うまくいかないのです。

その仕掛けを今回ちょっとだけ、ご紹介してみましょう。

例えばこれです。

1つ目:「計4回やるのは、ちゃんと理由(ワケ)がある」

SV研究会は、3回でもなく、5回でもなく、4回連続です。

何回か試してみて分かったんです。ちなみに第6期は、計5回でやりました。

何が分かったかと言うと・・・ SVは、4回くらい繰り返し言うと、自然と体に染み込んで行動できるようになるというのが分かったんです。

3回だと染み込み始めますが、まだ意識レベルまでで、行動レベルまで変化させるとなると3回では正直難しいです。

なので、たった1回の研修では、変化のきっかけを作ることはできるかもしれませんが、それは、教える側の 「研修をやった」という自己満足でしかありません。

習得させたければ、面倒だと思っても、何度も言い続けることが大切であり、そして、何度も繰り返し練習させることが重要です。

2つ目:「SV演習の時間が、毎回短くなっている」

参加者は、前回学んでいるから次回はできるはずと思って、取り組むのですが、 これまたうまくいきません。なぜなら、演習時間が短縮されていたからです。

この時間も色々試していて、実は絶妙に設定してあります。

3回目まで回を増すごとにきつく感じられるのは、このせいです。

「あれ?この前、習ったからできるはずなのに・・・なぜかできない。。。」となる訳です。

演習が終わると、皆、ふぅーと大きなため息が漏れます。

疲労感がどっと出ます。

しかし、その反面、それをやり切った受講者は、達成感を感じているようです。

80分で前回できたことをまた次回同じ80分でさせていたのでは、成長にはなりません。

ストレッチな目標を持たせて、次は70分でできるようにさせることがその人の成長につながるのです。

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